死役所:第8話は育児放棄のエピソード「あしたのわたし」 前田亜季&佐々木みゆがゲスト出演

連続ドラマ「死役所」の第8話の1シーン(C)「死役所」製作委員会
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連続ドラマ「死役所」の第8話の1シーン(C)「死役所」製作委員会

 人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんの主演ドラマ「死役所」(テレビ東京系、水曜深夜0時12分)の第8話(12月4日深夜)のゲストに、女優の前田亜季さん、映画「万引き家族」に出演した子役の佐々木みゆちゃんが出演することが11月20日、分かった。第8話は、原作第1巻に収録された、育児放棄にスポットを当てたエピソード「あしたのわたし」が描かれる。

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 前田さんは、かつては娘・凛に愛情を持って接していたものの、愛情が薄れ、やがて取り返しのつかない事件を起こす小野田瞳を演じる。凛役をみゆちゃんが演じる。また、保育士として、凛の異変に気づき、凛に寄り添おうと奮闘するあかね役を吉田志織さんが演じる。

 また、11月27日深夜放送の第7話では、でんでんさん演じるイシ間の過去に迫った、原作第2巻に収録されたエピソード「石間徳治」を放送。なぜイシ間は死刑囚となったのか、どのように誰を殺したのかなど、イシ間の切ない過去が描かれる。イシ間の娘・ミチ役として、田鍋梨々花さんが出演する。

 ドラマは、あの世の「シ役所」を舞台に、シ役所「総合案内」で働く職員・シ村(松岡さん)が、次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」と慇懃(いんぎん)無礼な態度で対応する姿を描くエンターテインメント作。

 でんでんさん、みゆちゃん、前田さん、倉地雄大プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇でんでんさん

 撮影時の天候が雨、気温も低くスタッフ、俳優ともに過酷だったと思います。それでも、めいっ子役の田鍋梨々花さんがとても可愛らしい子でしたし、名村辰さん、畠山紫音さんの頑張る姿にも感化されながら撮影に臨みました。

 石間としては非常に起伏の激しい回でしたが、俳優としてとてもやりがいがありました。気迫とエネルギーを持ち石間の過去を演じられたのではないかと思っています。

 ◇佐々木みゆちゃん

 死役所に出られることになり、生まれて初めてマンガを読みました。少し怖かったけど、演技をしているとマンガの中に入ったような不思議な気持ちで、とてもうれしかったです。

 凛ちゃんは、みんなに優しい女の子。同じ保育園にいたら、お友達になって一緒に遊びたかったです。宝物をずっと大事にしているところが私とそっくりだなーと思いました。すごくつらいシーンもあるけど、凛ちゃんとお母さんが仲良しだったときはすっごく幸せだったので、ぜひ注目してほしいです。

 私は演技で笑うのが少し苦手で難しかったんですが、松岡さんや死役所の人たちがカメラの後ろでたくさん頑張って笑わせてくれました。たくさんの人たちと一生懸命撮影したので、ぜひ見てください!

 ◇前田亜季さん

 原作の世界観に衝撃を受けました。良いことばかりが都合良く描かれることのない、心に突き刺さる話が多く、苦しくなりましたが、だからこそしっかり向き合って演じなければ、という思いになりました。

 今までに経験のない役柄でしたが、娘役の佐々木みゆさんのプロフェッショナルさに救われ、なんとか撮影を終えました。とても厳しいテーマが潜む40分ですが、他者に対する想像力の大切さを痛感します。ドラマをご覧になった方が、遠い場所のお話、と思わずに、身近な出来事として想像力を働かせるきっかけになったら、と思います。

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