丸山隆平:WOWOW「大江戸グレートジャーニー」で6年ぶり連ドラ主演 13年ぶりの時代劇

WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」で主演を務める丸山隆平さん
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WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」で主演を務める丸山隆平さん

 人気グループ「関ジャニ∞(エイト)」の丸山隆平さんが、2020年に放送されるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」で主演を務めることが12月15日、分かった。丸山さんは約13年ぶりの時代劇出演、約6年ぶりの連続ドラマ主演。また、WOWOWのドラマに初出演となる。

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 丸山さんが演じるのは、元伝説の賭博師で、今はただのダメ男である辰五郎。伝説の博打(ばくち)打ちとして名をはせていたが、ここ最近はすっかりツキに見放され、借金まみれになり……というキャラクター。

 ダメ男を演じる丸山さんは「僕の演じる辰五郎は、人がみんな持っている弱さや見えっ張りさなど、本来あまり見せたくない部分がむき出しなんです。なので、撮影のその瞬間にその場で生まれた感情をそのまま素直に映像に残していきたいですね」と意気込んでいる。

 ドラマは、2014年に公開された映画「超高速!参勤交代」で原作・脚本の土橋章宏さんと、本木克英監督が再タッグ。江戸時代を舞台に、お伊勢参りをテーマとしたエンターテインメント作品。

 天保元年(1830年)おかげ年。伝説の賭博師と呼ばれていた辰五郎が、深川の賭場で多額の借金を背負ってしまった。だがその日、お伊勢講のくじに当たり長屋の代表としてお伊勢参りに出発することに。途中で出会った代参犬(飼い主に代わってお伊勢参りをする犬)・翁丸、奉公先を抜け出してきた少年・三吉、訳ありな美女・沙夜と、ひょんなことから家族のふりをすることになった男の旅物語が始まる。一方、殺し屋で借金取りの菊佐とその駄子分・六助が辰五郎を追う……という展開。

 ◇丸山隆平さんのコメント

 僕は2007年以来の時代劇出演なのですが、「関ジャニ∞」で今開催している47都道府県ツアーも同じ2007年以来なので、運命的なものを感じています。そして今、伊勢神宮は盛り上がりを見せていて、とてもタイムリーですし、そういった全てのタイミングが奇跡的に重なったドラマだと思います。

 この作品はどんな方でも楽しんでいただけるような、これまでとは違う角度から歴史を描く、全く新しい時代劇となっております。僕の演じる辰五郎は、人がみんな持っている弱さや見えっ張りさなど、本来あまり見せたくない部分がむき出しなんです。なので、撮影のその瞬間にその場で生まれた感情をそのまま素直に映像に残していきたいですね。本木監督と脚本の土橋さんという“匠”たちから自分の役割を持たせていただけて、とても光栄ですので、お二人の安心感のある胸を借りて、シーンを重ねるごとに自信をつかんでいきたいです!!

 最後は辰五郎っぽく言いますね(笑い)。友達も誘って、WOWOWで「大江戸グレートジャーニー」をみんなで見てくれよな! よろしくっ!

 ◇土橋章宏さんのコメント

 「代参犬」として犬までが伊勢にお参りした時代、野良犬同然の暮らしをしていた訳ありの3人が伊勢参りの途中で出会い、家族連れと偽って旅をすることで、今まで得られなかった愛情を得ていく話です。陽気なばくち打ちと、すぐ死にたがる女、そして生意気なみなし子、どうしようもない駄犬が繰り広げる笑いあり涙ありの旅物語。

 主演の丸山隆平さんなら、ダメ人間だけど陽気で情が深いキャラを面白く演じてくれると思います。他にも演技達者な俳優さんたちが勢ぞろい! 仕事をいっとき忘れ、旅することの楽しさ、出会いの楽しさ、嫌なことからは逃げてもいいんだという江戸時代の奔放さを楽しんでもらえたらと思います。駄犬の可愛さもたっぷりです!

 ◇本木克英監督のコメント

 「超高速!参勤交代」の原作者・土橋章宏さんとの雑談から始まった企画が、ついに映像化がかなってうれしい限りです。主演の丸山隆平さんには、持ち前の万人を陽気にする演技力で、主人公・辰五郎に降りかかる苦難を軽快に乗り越えてくれることを、楽しみに期待しています。江戸時代に大流行した「お伊勢参り」をテーマに、つらい境遇を背負った者たちがともに旅をするうちに、疑似家族のように変容していく人間ドラマが軸となりますが、代参する犬「おかげ犬」が多数いたという信じがたい史実も盛り込んでいます。ロードムービーとしても、時代劇初の「動物もの」としても楽しんでいただけるよう、張り切って作りたいと思います。

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