いだてん:最終回「時間よ止まれ」 念願の東京五輪開会式当日 田畑は競技場のスタンドに一人…

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第47回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第47回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合、日曜午後8時ほか)の最終第47回「時間よ止まれ」が12月15日に放送される。1964年10月10日、念願の東京五輪開会式当日。田畑(阿部サダヲさん)は国立競技場のスタンドに一人、感慨無量で立っていた。そこへ足袋を履いた金栗(中村勘九郎さん)が現れ、聖火リレーへの未練をにじませる。

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 一方、聖火リレーの最終走者に選ばれた坂井(井之脇海さん)はプレッシャーの大きさに耐えかねていた。やがてゲートが開き、日本のオリンピックの歩みを支えた懐かしい面々が集まってくる。その頃、志ん生(ビートたけしさん)は高座で「富久」を熱演していた……。

 「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。

 第46回では、いよいよ1964年となり聖火リレーの準備は大詰め。岩田(松坂桃李さん)は最終走者として、「原爆投下の日に広島で生まれた青年」を提案するが、政府に忖度(そんたく)する組織委員会では反対される。米国の対日感情を刺激することを恐れていた政府。平和の祭典としての五輪を理想とする田畑は、解任以来初めて組織委員会に乗り込む。米国とどう向き合うべきか、外交官出身の平沢(星野源さん)が秘策を思いつく……という展開だった。

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