鈴木拡樹:映画「死神遣いの事件帖」主演決定 相棒役に安井謙太郎 舞台編は崎山つばさが主演

「東映ムビ×ステ」の第2弾「死神遣いの事件帖」に出演する(左から)崎山つばささん、鈴木拡樹さん、安井謙太郎さん
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「東映ムビ×ステ」の第2弾「死神遣いの事件帖」に出演する(左から)崎山つばささん、鈴木拡樹さん、安井謙太郎さん

 舞台「刀剣乱舞」などで知られる俳優の鈴木拡樹さんが、「東映ムビ×ステ」の新作映画「死神遣いの事件帖」で主演を務めることが12月20日、明らかになった。鈴木さんは江戸の町で探偵業を営む久坂幻士郎(くさか・げんしろう)を演じる。またその相棒の 死神・十蘭(じゅうらん)役で「7ORDER project」の安井謙太郎さんが出演することも発表された。

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 「東映ムビ×ステ」は、ムービー(映画)とステージ(演劇)の「挑戦的な融合」を掲げた東映の新プロジェクト。第1弾は「GOZEN」で、時代劇映画「GOZEN-純恋の剣-」の公開後、時代劇舞台「GOZEN-狂乱の剣-」が上演された。

 第2弾となる「死神遣いの事件帖」は映画、舞台の共通タイトル。映画「死神遣いの事件帖」の舞台は江戸。市中で探偵業を営む久坂幻士郎は、死神・十蘭(じゅうらん)と契約関係にあった。幻士郎は豊臣家に仕えた高名な傀儡子(くぐつし)の息子で、さらには「死神遣い」だった。一方、吉原の大遊廓で“遊女連続殺人事件”が発生し……というストーリー。平成仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズで知られる柴崎貴行監督が手がける。柴崎監督は今回が初の時代劇作品となる。脚本は「探偵はBARにいる」などの須藤泰司さん。

 舞台「死神遣いの事件帖」は、この映画の物語を引き継いで展開。吉原遊廓の惣名主を父に持つ侠客のリーダー庄司新之助と、死神・十蘭が大暴れする。舞台編の主人公・新之助役は、舞台「幽☆遊☆白書」やミュージカル「刀剣乱舞」で知られる崎山つばささんが演じる。脚本・演出は「東映ムビ×ステ」第1弾「GOZEN-狂乱の剣-」や、舞台「仮面ライダー斬月」の毛利亘宏(少年社中)さん。

 鈴木さん、安井さん、崎山さんのコメントは以下の通り。

 ◇鈴木拡樹さんのコメント

 東映ムビ×ステ第二弾に参加させていただくことになりました。 今作は、“死神遣い”という今まで皆さんが見たことがないんじゃないかと思うものを題材にしています。 相棒の十蘭と共に探偵のように事件を解決していきますので、その解決の模様をお楽しみいただけたらなと思います。皆様どうぞ宜しくお願いします。

 ◇安井謙太郎さんのコメント

 死神・十蘭を演じさせていただきます安井謙太郎です。

 人生の中で一度は演じてみたかった死神をこのタイミングで演じられることが楽しみです。
 さまざまなジャンルの作品の良いところを混ぜ合わせたような作品。普段時代劇を見られない方でも楽しんでいただけるものになっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧ください。

 ◇崎山つばささんのコメント

 映画から舞台へと物語が続くプロジェクトということで、映画を見てくださった方が舞台を見たいと思ってくれて、舞台を見た時に「映画」と「舞台」が一つの物語として楽しんでいただけるようしっかりとつなげていきたいと思っています。

 映像ならでは、舞台ならではのそれぞれ違った楽しみ方を劇場で体感していただけたら幸いでございます。

 特に殺陣のシーンは、それぞれ変わった視点で見ていただけると思います。

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