マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中のマンガ「約束のネバーランド」のイベントが12月22日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「ジャンプフェスタ2020」で行われ、同作が原作の実写映画で主演を務める女優の浜辺美波さんがビデオメッセージを寄せた。もともと原作が好きだったという浜辺さんは、原作の世界観を表現することへの苦労など撮影を振り返った。
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会場では撮影のメーキング映像が流され、実写映画が2020年12月18日に公開されることが発表された。イベントには、実写映画でレイ役を務める城桧吏さん、ノーマン役を務める板垣李光人さんが登場。テレビアニメのエマ役の諸星すみれさん、ノーマン役の内田真礼さん、レイ役の伊瀬茉莉也さん、イザベラ役の甲斐田裕子さんら声優陣も登場した。
「約束のネバーランド」は、白井カイウさん原作、出水ぽすかさん作画のマンガ。小さな孤児院、グレイス=フィールドハウスで幸せに暮らすエマ、ノーマン、レイがある日、「孤児院で幸せに育てられていた子供たちは、実は食用児として鬼に献上されるために飼育されている」という孤児院とママ(育ての親)に隠された衝撃の真実を知り、生きるため、“脱獄”を決意する……というストーリー。同誌で2016年8月に連載が始まった。テレビアニメ第1期がフジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ」で今年1~3月に放送された。第2期が2020年10月に同枠で放送される。
実写映画は、浜辺さんが主人公の少女エマを演じ、映画「万引き家族」に出演した城さんが少年レイ役、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」のウール役などで知られる板垣さんが少年ノーマン役で出演する。
原作では、孤児たちが出荷される年齢は12歳の設定だが、実写映画では16歳に引き上げて描かれる。映画「僕だけがいない街」、連続ドラマ「義母と娘のブルース」などの平川さんが監督を務め、「僕だけがいない街」などの後藤法子さんが脚本を手がける。
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