大地真央:前田敦子主演「伝説のお母さん」で魔王役「真央だけに…」 側近は村上新悟

NHKの連続ドラマ「伝説のお母さん」で魔王を演じる大地真央さん (C)NHK
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NHKの連続ドラマ「伝説のお母さん」で魔王を演じる大地真央さん (C)NHK

 女優の大地真央さんが、前田敦子さんが主演で2月1日にスタートするNHKの連続ドラマ「伝説のお母さん」に魔王役で出演することが1月10日、明らかになった。魔王の側近として村上新悟さんの出演も発表された。

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 ドラマは「RPGの世界で子育て!?」がテーマで、大地さん扮(ふん)する魔王は、魔界を支配する王。侵略のため人間を研究するも、魔族は雌雄同体であるため、「男だから」「女だから」という概念が理解できない。人間界の「ショウシカ」「ワンオペ」「タイキジドウ」に付け入った奇策を弄(ろう)し、「愚かな人間どもめ」「人間は複雑怪奇だ……」が口癖となる。

 一方、村上さん演じる側近は、長年魔王に仕える右腕。10年前メイ(前田さん)たちに魔王を封印されたことに忸怩(じくじ)たる思いを抱き、復活に尽力した。日々人間研究にいそしみ、人間社会の矛盾や弱点を、非常に良い声でプレゼンする。いつもクールだが、緻密な作戦を実行し、魔王を驚かせることがひそかな喜び……というキャラクターだ。

 大地さんは「真央だけに魔王役のオファーをいただいたのでしょうか」と冗談めかしつつ、「監督からもジェンダーレスで、というお話がありましたが、まずはインパクトのあるビジュアルをスタッフの方と相談しながら、前髪のカーブや、メークのトーン、まつげの色、衣装など、魔王の個性を表す細かいところまで考え、しゃべり方や声なども含め今回の魔王像を作り上げていきました」と明かす。

 さらに「女であり、男であり、女でもなく、男でもない、そして人間でもない、一筋縄ではいかない魔王です。このドラマの一番奥深いテーマを語っていたり、敵でありながら、今の子育て世代に一番、共感してもらえるのは実は魔王かも!?」とアピールしている。

 「伝説のお母さん」は、NHK「よるドラ」(総合、土曜午後11時半)の第5弾で、待機児童を抱える母親の活躍や苦悩が描かれたかねもとさんの同名マンガが原作。「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」を彷彿(ほうふつ)とさせるロールプレイングゲーム(RPG)の世界に生きる、“史上最強の魔法使い”メイ(前田さん)は、平穏な日々の中、めでたく第1子を出産。専業主婦としてワンオペ育児に奮闘する日々。ある日、かつて闇の力で世界を支配しようとした魔王の封印が解かれたという知らせが届く。国王はメイをはじめ「伝説の勇者一行」に魔王討伐の命を下す。しかし、メイは言う。「無理です、だって、保育所が空いていないんです!!」。はたしてメイは数々の障壁を乗り越えて「育児」と「世界平和」の両立を実現することができるのか……というストーリーが展開する。

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