マンガ誌「月刊MAGAZINE BE×BOY」(リブレ)で連載中のヤマシタトモコさんのミステリーホラーマンガ「さんかく窓の外側は夜」が実写映画化され、俳優の岡田将生さんと志尊淳さんがダブル主演することが1月13日、明らかになった。原作は、霊をはらうことができる冷川理人(ひやかわ・りひと)と、霊を見ることができる三角康介(みかど・こうすけ)という心霊探偵バディーが活躍する“除霊ミステリー”で、岡田さんが冷川、志尊さんが三角をそれぞれ演じる。2020年公開。
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「さんかく窓の外側は夜」は、2013年から同誌で連載中。コミックスが第7巻まで発売されており、累計発行部数は100万部を突破している。最新コミックス第8巻が2月10日に発売。すご腕の除霊師・冷川理人と、幼い頃から霊が見えてしまう体質ながら霊が怖くて仕方がない書店員の三角康介が心霊探偵としてバディーを組むことになり、事件に挑む姿が描かれる。
映画は、映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」の監督を務め、ドラマ「時効警察はじめました」などの演出を手がけた森ガキ侑大さんが監督を務める。ドラマ「鹿男あをによし」「鍵のかかった部屋」などの相沢友子さんが脚本を手がける。
岡田将生さんのコメント
脚本、原作を読ませていただいた時に映像化したら面白くなるなと思いました。リアルとアンリアルのはざまでどう作っていくか今からとてもわくわくしています。原作を尊重しつつ新たなものを作っていける、この作品に関われることがとても楽しみです。志尊さんをはじめ豪華なキャストの方々とスタッフと一緒にこの映画を盛り上げていけたらなと思っています。楽しみにしていただけたら幸いです。
原作を読ませていただき、この作品を実写化する時にある無限の可能性を感じました。俳優を始めてまだ9年ですが、ずっと“挑戦”の気持ちを抱きながらやらせていただいてきた僕にとって2020年、25歳になるこの節目の年にこの挑戦と向き合う運命を感じました。岡田さんをはじめとするすてきすぎるキャストの皆さん、前準備でお会いしたすてきすぎるスタッフさんと共に作品を作れることに今は高揚が止まりません。三角が抱いてるさまざまな葛藤を、成長していく瞬間を、全力で伝えていきたいと思います。すごいものになりそうです。お楽しみに。
今回、自分自身がマンガ原作を映画化するのは初めてのことなのでお話をいただいたときは「挑戦」してみたいと強く思いました。ヤマシタトモコ先生の「さんかく窓の外側は夜」を読ませてもらった時にどうやってこれを映像化すればよいのか? 本当に悩んでしまいました。出てくる登場人物がすごく悩みながらも苦しみながらも生き生きしているように僕にはうつりました。
そして、わかりあえる人間の距離感、わかりあえない人間の距離感、己の居場所はこの世のどこにあるのかを考えさせられると同時にポップでエンターテインメントに表現されているこの作品を映画化できる喜びを噛みしめたいです。今まであまりみたことがないジャンルの映画が作れればと思っております。その環境は整いました。こんなにも素晴らしい役者やスタッフが集まってくれたので、あとは全員でこの物語を丁寧に紡いでいくことができればきっと素晴らしい作品になると思っております。
なんと映画になります。たいへん驚いています。門外漢ゆえまるっとお任せいたしまして、一体どんなふうに映画になるのかドキドキしています。マンガを応援してくださっている皆さんと、新しく作品にふれてくださる方にお楽しみいただけるものになっていたらうれしく思います。
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