松下洸平:「スカーレット」主人公の夫役が住吉大社で一日消防署長 炎と向き合う役「身が引き締まる思い」

住吉大社で一日消防署長を務める松下洸平さん
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住吉大社で一日消防署長を務める松下洸平さん

 戸田恵梨香さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」で主人公・喜美子の夫、川原八郎を演じている松下洸平さんが1月28日、住吉大社(大阪市住吉区)で行われた「文化財防火デーに伴う消防総合訓練オープニングイベント」に、一日消防署長として参加した。

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 ミニ消防車で登場した松下さんは「ドラマ(スカーレット)のテーマの陶芸は、炎と向き合います。同じように炎と向き合う消防署長に任命していただき、身が引き締まる思いです」とあいさつ。境内の防火設備の査察や初期消火訓練に参加するとともに、ポンプ車が第三本宮に一斉放水を行うなどの、実践的な訓練にも立ち会った。

 訓練後、松下さんは「住吉大社は初めて来ましたが、長い歴史の中でここまできれいに現存してるのは、本当に貴重だと思います。今日の訓練を見ていても、それを守ろうとする皆様の熱が、とても素晴らしかったです」とコメント。また消防隊員たちの活動を目の当たりにして「消防士(の役)をやってみたい。命を懸けてお仕事なさってる方々なので、そういう役をやってみると、自分がどういう気持ちになるか興味があります」と役者心をくすぐられたことも明かした。

 「スカーレット」は、喜美子と八郎の間に溝が開き始める展開に突入したところ。松下さんは「八郎と喜美子はこの先、普通の夫婦関係ではいられない、クリエーター夫婦としての葛藤が、すごくリアルに描かれます。演じている俳優陣たちも『丁寧に作らないといけないな』と思ってますので、最後までめげずに(笑い)、ご覧になっていただきたいです」とさらなる波乱を予告しつつも、前向きなメッセージを送った。

 「スカーレット」は101作目の朝ドラで、焼き物の里・滋賀県信楽で、初の女性陶芸家となった川原喜美子の、波瀾(はらん)万丈の半生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手がけ、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当。主題歌は、ボーカリスト越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。

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