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12月31日(火)放送分
和月伸宏さんの人気マンガを俳優の佐藤健さん主演で実写化した映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)シリーズの最終章「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」に、斎藤一役の江口洋介さんが続投することが2月18日、分かった。江口さんは「The Final」「The Beginning」の両作に登場し、全シリーズへの出演となる。
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斎藤は、元新選組三番隊組長として最大の宿敵である剣心と共に幕末の動乱を生き抜き、明治という新しい時代を迎え警官となり「悪・即・斬」の正義を信念に持つ男。剣心との因縁が残るまま新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていく。
8年にわたり斎藤を演じた江口さんは「同じ役を長年やり続けるということはそうないことなのでとても光栄です。その半面、今まで作り上げてきたキャラクターだからこそ逃れられないですし、自由にはできないところが大変でもありましたね。特に、今回は撮影に半年以上かかり、その間はずっと緊張感を維持しなければいけないので苦労しましたが、撮影したこの画が全てつながっていくと思うと、これはとんでもない映画になるなと確信しました(笑い)」とコメント。
撮影には「これだけ大人数のスタッフとスケールの大きいセット、大規模な撮影を体験し、改めて『るろうに剣心』という作品のすごさを感じました。スタッフの熱量と意気込みに、こちらも奮い立つという感じでした」と振り返り、見どころについては「『The Final』と『The Beginning』はストーリーや時代が全く違うので、せりふの言い回しやトーンも変わってきます。幕末から明治という新時代になり、剣心や斎藤も世の中の流れと共に変化する様は見どころです。その振り幅は、2作品を続けて見ると相当な見応えがあると思います」と語っている。
「るろうに剣心」は、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心が明治維新後、不殺(ころさず)を誓った流浪人(るろうに)として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた人気マンガ。1994~99年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ化された。実写映画は、「るろうに剣心」が2012年8月25日、「京都大火編」が2014年8月1日、「伝説の最期編」が同年9月13日に公開。シリーズ累計で動員980万人、興行収入125億円を突破した。
最終章は、剣心の“十字傷の謎”に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、志々雄真実を操っていた“シリーズ最恐の敵”縁(えにし)との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の二つの時代を通して描く。
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