「第62回ブルーリボン賞」の授賞式が2月18日、東京都内で行われ、女優の二階堂ふみさんと歌手のGACKTさんが共演し、埼玉県をディスりまくる内容で話題となった映画「翔んで埼玉」(武内英樹監督)が作品賞に選ばれた。
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授賞式には武内監督が出席し、「こんな歴史あるブルーリボン賞で、キツネにつままれたようです。本当に関係者の皆さま、すいませんでした」と謝罪するとともに、「制作過程で何度もアクシデントや反対があり、頓挫しかけましたが、その中で会社の上層部や東映さんが努力していただき、公開できました。埼玉県の人たちから『ディスっていいからスポットライトを当ててくれ。注目されたいんだ』という熱い声をいただき、作ることができました。埼玉県民の方に感謝を申し上げたいです」と語った。
また、興行収入37億6000万円のうち、埼玉県での興収が約10億円が占めていることについて触れ、「よっぽどマゾというか、寛大な心を持っている人なんだなと感じています」と話し、周囲を笑わせていた。
「翔んで埼玉」は、魔夜峰央さんが1982年に発表し、2015年に単行本として復刊されたマンガが原作。東京屈指の名門校、白鵬堂学院で生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂さん)は、東京都知事(中尾彬さん)の息子であることを笠に着て埼玉県人を迫害していた。そんな中、米国帰りの麻実麗(GACKTさん)が転校してくる。実は麗は隠れ埼玉県人で、埼玉と東京の「通行手形」撤廃を目指して活動する埼玉解放戦線のメンバーだった。麗に恋してしまった百美は、麗と行動を共にすることを決意する……というストーリー。
ブルーリボン賞は、在京スポーツ新聞7社の映画担当記者で構成される東京映画記者会が制定する映画賞。主演男優賞を中井貴一さん、主演女優賞を長澤まさみさん、助演男優賞を吉沢亮さん、助演女優賞をMEGUMIさん、新人賞を関水渚さんが受賞し、授賞式に出席した。舘ひろしさんと門脇麦さんが司会を務めた。
作品賞:「翔んで埼玉」武内英樹監督▽監督賞:真利子哲也監督「宮本から君へ」▽主演男優賞:中井貴一「記憶にございません!」▽主演女優賞:長澤まさみ「コンフィデンスマンJP-ロマンス編-」▽助演男優賞:吉沢亮「キングダム」▽助演女優賞:MEGUMI「台風家族」「ひとよ」▽新人賞:関水渚「町田くんの世界」▽外国作品賞:「ジョーカー 」トッド・フィリップス監督
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