福山雅治:2年前の主演ドラマ「ラストマン」が新作映画に! 今年冬公開 「さらに、無敵へ。」ティザービジュアルと超特報が解禁(コメント全文)

「映画ラストマン」のティザービジュアル (C)2025映画「ラストマン」製作委員会
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「映画ラストマン」のティザービジュアル (C)2025映画「ラストマン」製作委員会

 福山雅治さん主演で2023年4月期にTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送された連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」が、「映画ラストマン」(平野俊一監督)として、松竹配給で今年冬に全国公開されることが5月4日、明らかになった。超特報とティザービジュアルも解禁された。

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 「ラストマン-全盲の捜査官-」は、黒岩勉さんが脚本を担当。福山さん演じる全盲の人たらしFBI特別捜査官・皆実広見と、大泉洋さんが演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない刑事・護道心太朗がバディーを組んで難事件に挑む痛快ドラマ。

 主人公・皆実広見は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ数々の事件を解決してきた凄腕(すごうで)の特別捜査官。米国からやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、孤高の刑事・護道心太朗。肩書も性格も異なる2人は徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディー”になっていった。

 ドラマの後半には、皆実と心太朗の因縁が明らかになり、2人が実の兄弟だったという事実が判明。ラストは心太朗がアメリカに渡り研修を受けに行く形で終わっていたため、ファンの間では続編を熱望する声も多く寄せられていた。番組平均視聴率は12.9%で2023年4月期の連続ドラマでトップとなり、番組好感度も同クールの番組中1位(ビデオリサーチ「コンテンツカルテ」2023年5月、東京50キロメートル圏内の男女12~69歳に調査)となり、幅広い世代から絶大な支持を得た。

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 解禁されたティザービジュアルは、白杖を持った皆実と拳銃を構えた心太朗のバディーが互いに背中を預けて何かに立ち向かうような表情を見せており、「さらに、無敵へ。」というキャッチが添えられている。45秒の超特報は「あの2人が帰ってくる――」というテロップとともに、ドラマでの息の合った2人の映像が続き、ラストには放送時にも話題になった、皆実と心太朗の掛け合いの音声が流れる。新たに収録された2人のやり取りは、思わずクスっと笑ってしまうようなユーモアがちりばめられた内容になっている。ナレーションはドラマに出演していた津田健次郎さんが務めている。

 映画の詳細は今後発表される。キャスト・スタッフのコメントは以下の通り。

 ◇福山雅治さん(皆実広見役)のコメント

 「ラストマン」という作品を、再び皆様にお届けすることができて非常にうれしいです。

 連続ドラマからのメッセージが、今回の作品にもしっかりと受け継がれています。さまざまな社会の暗部を描いてきましたが、それらは決して他人ごとではなく、いつ自分が出会ってしまうか分からない危険な出来事、社会の課題・問題だったりします。

 そういった現実をしっかりと見つめ、きちんと掘り込み勉強し、そしてエンターテインメントに仕上げていく。リアリティーとユーモアを忘れない、というのが「ラストマン」の良さだと思っています。

 人生は楽なことばかりではなく、もしかしたら苦しいことの方が多いかもしれませんが、この作品を見ていただくことで「面白かったな」「楽しかったな」というひと時、人生の良い瞬間に出会える、そんな映画になってほしいなという思いで作っています。

 ぜひご覧になってください。「ラストマン」よろしくお願いします!

 ◇大泉洋さん(護道心太朗役)のコメント

 「ラストマン」が、映画になって帰ってきます! ドラマの視聴者の皆さんや私の周りからも反響を多くいただき、「早く続きが見たいよね」と言ってくださる方が多かったので、とにかく急ピッチに続編を進めましょう、ということで実現しました。

 ドラマから変わらず、皆実さんのスーパープレイは今回もたくさんあります。もうキアヌ・リーブスなのか、デンゼル・ワシントンなのか、というくらいの超絶アクションシーンになっています。今度は何を見せてくれるんだろう、という期待に応えてくれるのが皆実さんですから。

 護道さんはアメリカの研修に行ってからもまた、どうしたの?と言わんばかりの変貌を遂げております。なるほどそうなるのね!という護道さんにもご期待ください。もうロン毛かもしれません。

 今まで通りのド派手で、コミカルで、そして少し切ない「ラストマン」が「やっぱり映画はすごいのね!」というパワーアップを遂げて帰ってまいります。ぜひご期待ください!

 ◇脚本:黒岩勉さんのコメント

 皆実さんと心太朗の「その後」を書かせていただきました。とてもうれしいですし、光栄に思います。

 この作品を愛してくださった多くのファンの方々が、もう一度見たいと後押ししてくれたおかげです。本当にありがとうございます。

 「ラストマン」は娯楽エンターテインメントです。

 映画ではドラマにはなかったアクションシーンや、皆実さんと心太朗の兄弟の絆、知られざる過去も加わり、さらにお楽しみいただける内容になっていると思います。

 でも、この物語の根底には「多様性」と「時代性」というテーマが変わらずに存在します。

 全盲のFBI捜査官が当たり前のように存在して、活躍する。

 最高のエンターテイナー・福山雅治さんと大泉洋さん、そして仲間たちが、今の息苦しい時代を、再び痛快に打ち破ってくれるはずです。

 連続ドラマを見ていた方も、全く知らない方も、誰もが強く心を動かされる作品を目指しました。

 映画「ラストマン」。多くの方にご覧になっていただければ幸いです。

 ◇企画プロデュース:東仲恵吾さんのコメント

 無敵のバディが、ついに再び帰ってきます!

 2年前に放送を終えてから、多くのファンの皆様から温かい反響をいただきました。改めて、心より感謝申し上げます。

 そして、こうしてまた皆様に新たな物語をお届けできることを、心からうれしく思っています。

 映画制作にあたっては、脚本の黒岩さん、福山さん、大泉さん、平野監督と共に、どんな物語にすべきか何度も議論を重ねました。

 その中でたどり着いたのは──

 「どんな困難な状況でも、仲間を信じて道を切り拓く」という、痛快なエンターテインメントです。

 さらに今回は、皆実さんの"ある過去"にも迫ります。

 家族や恋人同士、そして友人同士でも楽しんでいただける作品になると確信しています。

 ぜひ、映画「ラストマン」にご期待ください!

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