アイドルグループ「乃木坂46」の4期生11人が映像配信サービス「dTV」で独占配信されるドラマ「サムのこと」「猿に会う」に出演することが2月22日、分かった。「サムのこと」と「猿に会う」は、小説家の西加奈子さんの同名の短編が原作。4期生がドラマに出演するのは初めてで、遠藤さくらさんが「サムのこと」、賀喜遥香さんが「猿に会う」でドラマ初主演を務める。ティザービジュアルと場面写真も公開された。

あなたにオススメ

朝ドラ：来年度後期は「ブラッサム」　主演は石橋静河　モデルは…

　「サムのこと」は、同じアイドルグループだった1人が亡くなったことをきっかけに、元メンバー4人が久々に集まり、当時を振り返る過程で、仲間を失った喪失感が生きる希望へと変わる……という展開。遠藤さんは自由奔放で独自の世界観を持つサム役で、早川聖来さんはLGBTであることをメンバーに隠し続けるアリ、田村真佑さんはストレスでアルコール中毒になるキム、掛橋沙耶香さんはSNSでアイドルの妹のネガティブキャンペーンを行うモモ、金川紗耶さんは占いに傾倒して借金まみれになるスミ、筒井あやめさんはモモの妹のキララ、矢久保美緒さんはサムたちが通うカラオケボックスの店員を演じる。

　「猿に会う」は、コンプレックスを抱える仲良し女子大生3人が旅行を通じて、殺人事件などさまざまなトラブルに巻き込まれながらも、それぞれの人生を見つめ直すロードムービー。賀喜さんは耳の大きなホクロにコンプレックスを抱えるまこ、清宮レイさんはしっかり者で物事を四捨五入しがちな性格のきよ、柴田柚菜さんは男性との交際経験がなく歯の矯正をしているさつき、北川悠理さんは、まこたちと同じ大学に通う少しイケてるタイプの女子大生・涼子を演じる。

　「サムのこと」は全4話で3月20、21、27、28日に配信、「猿に会う」も全4話で、4月から配信される予定。なお、先日、発表された4期生の新メンバーは参加しないという。

　◇出演者のコメント

「サムのこと」出演メンバー

　遠藤さくらさん：最初は演技に対して苦手意識が強かったのですが、今回この作品でお芝居に携わらせていただいて、いろいろな発見があって楽しいと思えるようになり、とてもいい経験になったなと思いました。

　早川聖来さん：初めてのことが多くて分からないことがたくさんありましたが、スタッフさんやメンバーのみんなが助けてくれたので、新鮮な気持ちで撮影を楽しむことができました。

　田村真佑さん：最初は緊張していましたが、演技をたくさん重ねることで徐々に緊張がほぐれて楽しく撮影できました。

　掛橋沙耶香さん：イントネーションやテンションがとても難しくて、自然に演じようと思ったら暗くなりすぎてしまうこともあり、反省点が多いです。でも、みんな和気あいあいとして楽しい現場でした。

　金川紗耶さん：このドラマの撮影が始まって、いろいろな人とコミュニケーションをとることは、とても楽しいなと思いました。初めてのドラマ撮影は難しいことも多かったのですが、とても楽しく撮影ができました。

　筒井あやめさん：撮影はとても緊張しましたが、カメラがまわると気持ちを切り替えて撮影に挑みました。普段の私と役どころがかなり違うなと感じたので、演技がうまくできるか不安でしたが、自分なりに頑張りました。

　矢久保美緒さん：私の役は本編に少ししか出ないのですが、少しだからこそ皆さんの記憶に残るよう演じることを意識しました。これまでに舞台で演技はやらせていただいたのですが、映像の演技は初めてなので頑張りたいと思います。

「猿に会う」出演メンバー

　賀喜遥香さん：まさか4期生全員でドラマをやらせていただけるなんて思ってもいなかったのですが、やるからには良い作品にしたいです。4期生はまだまだ経験が浅いので、多くの人がいる中で演技をするのはとても緊張しますが、今回の経験を通してまた一つ成長できればなと思うので、頑張ります！

　清宮レイさん：ドラマの演技は細かいところまでしっかりと表現しなければならないと思うので難しいのかなと思いますが、私自身、ドラマ見るのが大好きなので、少しでもうまく演じられたらなと思います！

　柴田柚菜さん：今は楽しみだなという気持ちと、頑張ろうという気持ちが大きいです。演技がどれだけできるか分からないので不安はありますが、みんなで良い作品がつくれるように、精いっぱい頑張ります！

　北川悠理さん：すてきな機会をいただけたことにとても感謝しています。私は、ワンクールに12本以上のドラマを見るほどの、大のドラマ好きなので、ドラマに出演させていただくことは私にとって大きな夢の一つでした。今回の経験を次につなげられるよう、たくさんのことを吸収するつもりで頑張りたいと思います！