ハケンの品格:“オリジナルメンバー”勝地涼&上地雄輔が続投 「まさか13年を経て復活するとは…」

4月から放送される連続ドラマ「ハケンの品格」に出演する上地雄輔さん(左)と勝地涼さん=日本テレビ提供
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4月から放送される連続ドラマ「ハケンの品格」に出演する上地雄輔さん(左)と勝地涼さん=日本テレビ提供

 約13年ぶりの続編となる篠原涼子さん主演の連続ドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ系)に、俳優の勝地涼さんと上地雄輔さんが前作と同役で続投することが3月11日、分かった。オリジナルメンバーとなる勝地さんが演じる浅野務は、前作で「S&F」の新入社員だったが続編では主任に昇進、同じくオリジナルメンバーの上地さんが演じる近(こん)耕作は、派遣社員だったが派遣元の会社「ハケンライフ」に正社員として就職したという設定となる。

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 浅野は主任に昇進したものの、思い込みや前のめりゆえの失敗が多い性格は昔と変わらないまま。一方、近はハケンライフに正社員として就職したが、仕事に振り回される日々を過ごしている……という役どころ。

 出演にあたり、勝地さんは「先日、上地さんともお会いして、『あのころは……』など懐かし話で盛り上がりました」とコメント。上地さんは「13年前は僕もまだ20代で、足らないところもあったと思うので……。ぜひ今回は皆さんに恩返しできたらと思っています」と意気込みを語っている。

 「ハケンの品格」は、篠原さん扮(ふん)する一匹狼の最強ハケン社員・大前春子の働き方を描いた作品で、2007年に放送。令和の時代となった今回の続編は「働き方改革」「高齢化」「副業」「アウトソーシング」「AI 導入」「過労死」などをテーマに、新しい時代の働く人の品格を問う。前作同様、中園ミホさんが脚本を担当。佐藤東弥さんと丸谷俊平さんが演出を務める。小泉孝太郎さん、杉野遥亮さん、吉谷彩子さん、山本舞香さん、「Travis Japan」の中村海人さん、「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん、伊東四朗さんも出演する。

 ドラマは4月15日から毎週水曜午後10時に放送。

 ◇勝地涼さんのコメント

 前作の撮影中に「パート2やれたらいいね」と話していましたが、まさか13年の時を経て復活するとは思っていませんでしたし、続編をできることは役者にとってとても光栄なことです! 先日上地さんともお会いして、「あのころは……」など懐かし話で盛り上がりましたが、篠原さんをはじめとするキャストの方々とご一緒させていただくのも久しぶりなので、また皆さんにお会いできるのが楽しみです。13年の時を経て、生活も、働き方も変化してはいますが、時代にブレない大前春子がどのような活躍を見せてスカッとさせてくれるのか、僕も楽しみにしています。

 ◇上地雄輔さんのコメント

 「13年」もの時がたってのパート2はあまり聞かない話なので、少し不思議な感覚でもありますが、出演者、スタッフの皆さんとまたご一緒できるのはとてもうれしいです。13年前は僕もまだ20代で、足らないところもあったと思うので……。ぜひ今回は皆さんに恩返しできたらと思っています。僕が演じる近耕作は前作の派遣社員から、ハケン元のハケンライフに就職しています。世の中の環境も変わるタイミングですし、近の働く姿を通して、世間の状況への理解、共感をしていただけるよう、精いっぱい演じさせていただきます。

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