じゃあ、あんたが作ってみろよ
第9話 おにぎり食べて、元気だせ!
12月2日(火)放送分
俳優の伊藤英明さん主演の連続ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(TBS系、金曜午後10時)の第9話が3月13日に放送され、平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
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ドラマは、マンガ誌「ビッグコミック」増刊号(小学館)で連載中のこやす珠世さんの同名マンガが原作。伊藤さん扮(ふん)する、僧侶でありながら救命救急医という「僧医」松本照円(しょうえん、照之)の活躍を描く。
第9話は、濱田(ムロツヨシさん)が手術した、心臓外科学会の理事長・大貫(きたろうさん)の3歳の孫・川崎美咲(中野翠咲ちゃん)の容体が急変。すぐさま松本(伊藤さん)が対応し、濱田も駆け付け緊急手術したが失敗。濱田は投資家のリチャード・ポー(近藤公園さん)に融資を断られてしまう。小児用ハートセンター設立を諦められない濱田は「もう一度だけチャンスを与えてほしい」と、難しい手術の公開手術を提案。公開手術で濱田は美咲の手術時のことを思い出し、手が震えてしまう。
別室のモニターで見ていた松本は公開手術中の濱田を強引に連れ出し、ピンチを救う。その後、小児用ハートセンターへの融資の話がなくなり、失意の濱田は、偶然病院の外で会った憲次(泉谷しげるさん)に「生まれつき、心臓が悪くて……」と自身のつらい幼少期を明かした。一方、松本は憲次と釣りへ。そこで溺死した哉との思い出を語り合い、哉の死と向き合った。
手の震えで手術ができなくなった濱田は松本を訪ね、「どうしたらいいのか分からない。念仏でも唱えればいいのか」と告げる。松本は濱田を公園の砂場に連れて行く。生前の美咲は砂場で遊ぶのが好きで、松本が「何か作ろう」と提案。2人は美咲が好きだったパンダを作ることに。濱田はパンダを作りながら美咲の死を悲しみ、涙を流す……。その後、公園の砂場のそばで男性が倒れているのを発見した松本と濱田は一緒に病院へ。濱田が執刀、松本はサポートにまわる。手術を開始するも濱田の手が震えてしまい、松本は濱田の横で念仏を唱え始める。すると、濱田は手の震えが止まり、以前のように手術ができるようになる……というストーリーだった。
松本と濱田が砂場で作った“砂パンダ”について、SNSには「クオリティー高すぎる!」「公園にいる保護者もビビるほど(笑い)」といった声が上がった。また、同話のストーリーについては、「松本と濱田の関係の良さに涙が出た」「全部良いシーンで泣きはらした」「これは神回だった!」といった声が上がっていた。
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