人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督、7月23日公開)で、メインキャスト、モビルスーツ・キャラクターデザイン、音楽などがリニューアルされることが3月17日、明らかになった。
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「閃光のハサウェイ」は、1989~90年に富野由悠季さんが発表した小説が原作。アニメを手がける小形尚弘プロデューサーは、リニューアルについて「ご存知の通り、本作の原作は、30年余り前に富野由悠季さんが生み出した小説です。その後もゲームやプラモデル、フィギュアなど多岐にわたり親しみ続けていただいていますが、今回、映画『閃光のハサウェイ』を製作するにあたっては、メインキャスト、モビルスーツ・キャラクターデザイン、音楽などをリニューアルして臨みます。理由としては、40 周年を迎えたガンダム最新作として世界展開を見据えた上での制作・演出上の都合での変更となります」と説明。
「私自身、30年来の『ハサウェイ』の大ファンではありますが、これまで『ハサウェイ』に関わっていただいた方々にしっかりと敬意を払い、想(おも)いを受け継いで新しいチャレンジに臨む所存です」とつづいっている。
3月24日にZepp Divercity Tokyo(東京都江東区)で開催予定だったファンイベント「GUNDAM FAN GATHERING -『閃光のハサウェイ』 Heirs to GUNDAM-」が中止となり、同日午後10時からYouTubeのガンダムチャンネルほかで、公演内容が配信されることになった。ゲストとして「ガンダム」シリーズのアムロ・レイ役の古谷徹さん、シャア・アズナブル役の池田秀一さんが登場。メインキャラクターのキャスト、主題歌アーティストが発表される。
小形プロデューサーは「今回の配信番組ではリニューアルの経緯も、しっかりと皆様にご説明いたします。ガンダム最新作の名に恥じないフィルムにすべく、スタッフ一丸となって制作にまい進しておりますので、完成まで温かい目で見守っていただけると幸いです」とコメントしている。
「閃光のハサウェイ」は、宇宙世紀0105年を舞台に、第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く。アニメは「虐殺器官」の村瀬さんが監督を務める。3部作。
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