機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ:ケネス役の諏訪部順一「しっくり」 起用理由は「声の芯の強さ」

劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のファンイベントの様子(C)創通・サンライズ
1 / 1
劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のファンイベントの様子(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督、7月23日公開)の無観客のファンイベントが3月24日、東京都内で開催され、ケネス・スレッグ役の諏訪部順一さんが登場。ケネスは地球連邦軍将校で、反地球連邦政府運動マフティーのせん滅部隊の司令となる。諏訪部さんは「パッと見の感じ、優男(やさおとこ)というかスーツを着てキザな感じの雰囲気もありますが、れっきとした軍人。ピシッととした部分とちょっと気取った部分と、いいバランスでほどよい感じの大人。自分の中では割としっくりくるような感じでオーディションもできたので、決まったらないいな、と思っていました」と語った。

ウナギノボリ

 アニメを手がけるサンライズの小形尚弘プロデューサーは、諏訪部さんの起用の理由を「諏訪部さんの持っている声の芯の強さですかね。ケネスは軍人ということが根底にあるので、優男の部分と、しっかりと軍人としての厳しい部分、あるときは狂犬のようなちょっと怖さを感じるものがあってほしいということで、諏訪部さんを選ばせていただきました」と説明した。

 「閃光のハサウェイ」は、1989~90年に富野由悠季さんが発表した小説が原作。宇宙世紀0105年を舞台に、第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く。アニメは、小野賢章さんがハサウェイ、上田麗奈さんが謎の少女ギギ・アンダルシアを演じ、「虐殺器官」の村瀬さんが監督を務める。3部作。

アニメ 最新記事