監察医 朝顔2025新春スペシャル
父と娘、ついに永遠の別れを迎える…
1月3日(金)放送分
歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが今年5月に十三代目市川團十郎白猿を襲名するのを記念して放送される主演特別ドラマ「桶狭間OKEHAZAMA~織田信長~(仮)」(フジテレビ系)に、俳優の佐藤浩市さんと松田龍平さんが出演することが3月30日、明らかになった。佐藤さんは斎藤道三、松田さんは柴田勝家を演じる。2人共、海老蔵さんとは今作で初共演となる。
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佐藤さんが演じる斎藤道三は、油売りの商人から美濃の国主にまでのし上がった実力者で、周囲には“マムシ”と呼ばれ、恐れられた人物。隣国の尾張・織田家とは常に一触即発の緊張状態にあったが、信長(海老蔵さん)の父・信秀が斎藤家との和睦を望んだため、娘の帰蝶(濃姫、広瀬すずさん)を信長に嫁がせ、婚姻関係を結んだ。当時としては珍しく当人同士が面会を果たした結果、道三と信長はお互いを唯一の理解者と認め、真の舅(しゅうと)、婿の関係になる。
松田さん演じる尾張の家老・柴田勝家は、信長の家臣団の中でも屈指の実力者だが、初めは信長の弟・信勝に仕えていた。“うつけ者”といわれた信長よりも信勝の方が後継者にふさわしいと考え、信長に謀反(むほん)を企てるが、稲生の戦いで敗れ、信長の実力を目の当たりにする。勝家は信長に忠誠を誓うこととなり、信勝が再度謀反を企てたときには、信長側に寝返る。
特別ドラマは、圧倒的不利といわれた織田軍が今川義元の大軍を打ち破り、信長を一躍戦国時代の覇者に押し上げた一戦「桶狭間の戦い」を題材にした時代劇。脚本はNHKの連続テレビ小説「なつぞら」(2019年)、NHK大河ドラマ「風林火山」(2007年)などの大森寿美男さんが担当する。今夏放送。
ーー今回のお話が来たときの感想は。
脚本家の大森さんとプロデューサー、監督と偶然お会いする機会があって、この作品の話を聞きました。そのときは、“美濃のマムシ”の役なら久しぶりに立ち回り(殺陣)もいいな、と話していました。正式にお話を伺ったときに、大森さんが本当に斎藤道三の立ち回りを台本に書いてきてくださったので、これはきちんとやらないといけないな、と(笑い)。
ーー役を演じるにあたって気をつけたことなど。
斎藤道三はいろいろ諸説がありますが、その諸説ある“怪しさ”をうまく、味わいとして出せればと思いました。監督とも話して、改まっているシーンをあえて崩したり、エキセントリックにしたり、でも決めるところはきちんと決めて、と。ビジュアルもちょっと特徴的になっています。
ーー視聴者にメッセージをお願いします。
作品によって桶狭間の戦いはいろいろな描き方をされていますが、信長をはじめ、それぞれの作品のキャスティングの違いと面白さ、その妙を楽しんでいただけたらと思います。
ーー今回のお話が来たときの感想は。
お家のために忠義を尽くしてきた真っすぐな男が、主である信勝を裏切り、変わり者といわれる信長に尽くすに至るその心は、柴田勝家を想像するにはとても面白いエピソードだと思いました。
ーー撮影現場の感想。海老蔵さんが演じる“織田信長”について。
海老蔵さんとの共演をとても楽しみにしていました。撮影現場は海老蔵さんを「殿!」と呼びたくなってしまう。そんな活気のある現場です。そこにはまぎれもなく織田信長がいました。
ーー視聴者へのメッセージ。
桶狭間という歴史に残る合戦。戦国時代を生きる織田信長と武将たちの命を懸けた戦いをぜひお楽しみに。
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