鈴木京香:主人公役「ヒゲ生えているおじさんのつもりで」演じる 実写ドラマ「行列の女神」で主演

連続ドラマ「行列の女神~らーめん才遊記~」に出演する(左から)前野朋哉さん、杉本哲太さん、鈴木京香さん、黒島結菜さん、高橋メアリージュンさん、小関裕太さん(C)テレビ東京
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連続ドラマ「行列の女神~らーめん才遊記~」に出演する(左から)前野朋哉さん、杉本哲太さん、鈴木京香さん、黒島結菜さん、高橋メアリージュンさん、小関裕太さん(C)テレビ東京

 テレビ東京系のドラマ枠「ドラマBiz」(月曜午後10時)で放送される女優の鈴木京香さんの主演ドラマ「行列の女神~らーめん才遊記~」が、4月20日にスタートする。鈴木さん、黒島結菜さん、高橋メアリージュンさん、小関裕太さん、前野朋哉さん、杉本哲太さんが演じる役についてや、撮影中のエピソードなどを語った。

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 ドラマの原作は、ラーメン業界を描いた久部緑郎さん作、河合単さん画のマンガで、マンガ誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で2009~14年に連載された「らーめん才遊記」。人気ラーメン店「らあめん清流房」の店主で、フードコンサルティング会社、清流企画の社長である芹沢達也と、清流企画の新入社員、汐見ゆとりがラーメン業界に革命を起こすべく奮闘するグルメマンガ。

 原作では芹沢達也は男性だが、ドラマでは女性に設定を変えて描かれる。主人公の清流企画社長・芹沢達美役の鈴木さんは「男性の役を私がやることによって雰囲気を変えてしまったらどうしようとちょっと思ったんですけど、私は中身がもう男の人とほとんど一緒なので、同じ気持ちで、ヒゲが生えているおじさんのつもりでやっています」と笑い、「(ラーメン作りは)撮影の時は毎回ラーメン製作の先生が丁寧に教えてくださるんですけど、一度長い時間をかけて湯切りの方法とか習ったりして、だいぶ上達しました!」と役作りについて語った。

 共演者もラーメン作りのシーンを演じており、練習を重ねたという。新入社員・汐見ゆとり役の黒島さんは「私も練習したんですけど、本番は(ゆとりという)キャラクター的にふざけた感じになっちゃって……。カッコイイ湯切りも教えてもらったんですけど、ちょっとコメディーっぽくやりました」とにっこり。

 職人志望として清流企画に入社した夏川彩役の高橋さんは「ラーメンの作り方を教えてもらったんですけど……厨房(ちゅうぼう)でもお芝居があって、フリーな時に何をするかが難しかった」と語り、マダムキラーの社員・白坂隼人役の小関さんは「このメンバーの中でも作ることが多い方と、食べることが多い方がいて、僕はコンサルティング重視な役なので、日常の中でコンサルティングについて考えることが多かったです」という。

 また、撮影現場のエピソードについて聞かれた、ラーメンオタクの社員・須田正史役の前野さんは「黒島さんがめちゃくちゃ食べる! 量っていうよりは食べるペースが落ちない。だからカメラが回っている時に食べるカットがあって、カットがかかってもそのままずっと食べているんですよ。ペース落ちずに! で、最後までペロリといっちゃう……それがすごくて感動してました」と明かした。

 部長の河上堅吾を演じる杉本さんが、「普通、本番終わったら食べない感じですけど、真逆でした! 無心で食べていたよね?」と黒島さんに聞くと、「ラーメンはもともと好きで今回うれしくて。出てくるラーメンが全部おいしいんですよ! だから……食べちゃうんです(笑い)。やっぱりだんだん苦しくなってきて、本当に本番で食べなきゃいけない時に苦しいって時もありますけど、でもおいしくいただきました」と告白していた。

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