路~台湾エクスプレス~:吉田修一原作×波瑠主演 日台共同制作ドラマが今夜スタート

波瑠さん主演の日台共同制作ドラマ「路~台湾エクスプレス~」 (C)NHK
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波瑠さん主演の日台共同制作ドラマ「路~台湾エクスプレス~」 (C)NHK

 「悪人」「怒り」などで知られる吉田修一さんの長編小説が原作の日台共同制作ドラマ「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(全3回)が、NHKの「土曜ドラマ」枠(総合、土曜午後9時)で5月16日にスタートする。主演は女優の波瑠さん。台湾新幹線の完成を目指して働きながら、思い出の台湾人男性を捜し続ける主人公・多田春香を演じる。

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 ドラマは、台湾新幹線プロジェクトの軌跡と、日本人と台湾人の温かな心の絆を描く。春香が捜し続ける台湾人青年・エリックを、アイドルグループ「飛輪海(フェイルンハイ)」のメンバーとして一世を風靡(ふうび)し、現在は俳優として活躍中の炎亞綸(アーロン)さんが演じる。

 また、春香の台湾での先輩で、日本に妻子を残して単身赴任中の安西誠役で井浦新さん、春香の上司で、台湾新幹線プロジェクトのリーダーとして春香に台湾行きを勧める山尾一役で寺脇康文さん、旧制台北高校出身の老人・葉山勝一郎役で高橋長英さん、勝一郎の妻・曜子役で岩本多代さんらが出演する。

 第1回は、1999年年12月、東京の商社・大井物産社内が大歓声に沸いた。台湾高速鉄道の車両システムの優先交渉権を日本の新幹線が大逆転で獲得したのだ。入社4年目の春香(波瑠さん)はプロジェクトの一員として台湾に出向することが決まる。春香には初めて台湾を訪れた夏の切ない思い出があった。エリック(アーロンさん)という名の台湾人青年と偶然出会い、たった1日だけ台北を案内してもらったが、その後連絡が取れなくなってしまったのだ……。

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