路~台湾エクスプレス~:台湾新幹線の開業は? スクープ記事に大きな波紋… 波瑠主演の日台共同制作ドラマが最終回 

日台共同制作ドラマ「路~台湾エクスプレス~」最終回のワンシーン (C)NHK
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日台共同制作ドラマ「路~台湾エクスプレス~」最終回のワンシーン (C)NHK

 「悪人」「怒り」などで知られる吉田修一さんの長編小説が原作の日台共同制作ドラマ「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(NHK総合、土曜午後9時)の最終第3回が5月30日に放送される。2005年、台湾新幹線の開業予定日が迫る中、いよいよ走行試験がスタートする。春香(波瑠さん)たちは工程の遅れを挽回するため必死に取り組むが、安全性の確認に予想以上の時間がかかることが判明する。

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 技術面での折衝を一手に引き受けてきた安西(井浦新さん)の疲れはすでに限界に達していて、そんな中、日本の新聞が開業延期のスクープ記事を掲載し大きな波紋を呼ぶ。果たして夢の超特急は台湾の大地を走ることができるのだろうか……。

 ドラマは、台湾新幹線プロジェクトの軌跡と、日本人と台湾人の温かな心の絆を描く。波瑠さんが、台湾新幹線の完成を目指して働きながら、思い出の台湾人男性を捜し続けてきた主人公・多田春香、アイドルグループ「飛輪海(フェイルンハイ)」のメンバーとして一世を風靡(ふうび)し、現在は俳優として活躍中のアーロンさんが、春香が8年前、旅先で交流を持った台湾人青年・エリックを演じる。

 また、春香の台湾での先輩で、日本に妻子を残して単身赴任中の安西誠役で井浦さん、春香の上司で、台湾新幹線プロジェクトのリーダーとして春香に台湾行きを勧める山尾一役で寺脇康文さん、旧制台北高校出身の老人・葉山勝一郎役で高橋長英さん、勝一郎の妻・曜子役で岩本多代さんらが出演する。

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