白井カイウさん原作、出水ぽすかさん作画のマンガ「約束のネバーランド」の初の展覧会「連載完結記念 約束のネバーランド展」が、12月に六本木ヒルズ（東京都港区）で開催されることが6月15日、明らかになった。同作は、6月15日発売の連載誌「週刊少年ジャンプ」28号（集英社）で最終回を迎え、約4年の連載に幕を下ろした。連載完結を記念し、展覧会が開催される。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　展覧会では、名シーンの原画や、連載開始前の秘蔵資料などを展示し、第1話から最終回までの軌跡をたどる。会場は、作品の世界に浸ることができる空間を演出するという。

　原作の白井さんは「原画展です！！　ただでさえ美しい出水先生のカラー絵がズラリドドンと間近で見れます！　他にも面白い展示や未公開のアレコレの公開……？などをいろいろと予定しています。『約束のネバーランド』の世界を最大に表現した展示にしていただいています！　ぜひお楽しみに！」とコメント。

　作画の出水さんは「夢に見た展覧会です！　単行本ではモノクロで収録されているイラストがカラーでたくさん展示されます。現在展示に向けて色塗りの様子を動画で撮影中です。ぜひ見に来てください！　今までになく大きな会場なので見応えのある展示になりそうです」とメッセージを寄せている。

　展覧会は、12月11日～2021年1月11日に六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー スカイギャラリーで開催。

　「約束のネバーランド」は、小さな孤児院、グレイス＝フィールドハウスで幸せに暮らすエマ、ノーマン、レイがある日、孤児院とママ（育ての親）に隠された衝撃の真実を知り、生きるため、“脱獄”を決意する……というストーリー。「週刊少年ジャンプ」で2016年8月に連載が始まった。

　テレビアニメ第1期がフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で2019年1～3月に放送。第2期が2021年1月から放送される。女優の浜辺美波さん主演の実写映画が12月18日に公開されるほか、海外で実写ドラマ化されることも話題になっている。