緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
俳優の堺雅人さんの主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系、2013年)の特別総集編・前編が7月5日午後9時から放送された。俳優の緋田康人さん演じる、手で机をバンバンとたたいて圧力をかけるパワハラキャラの小木曽忠生の登場に、SNSでは「やはり強烈キャラ」「7年ぶりにウザい」「懐かしすぎて、まねしちゃった」「机バンバンという名BGM」「机バンバンおじさんが見られて満足」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。
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ドラマは、池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズの「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」(文春文庫)が原作。東京中央銀行のバンカー・半沢直樹(堺さん)が、銀行の内外に現れる敵や、組織と格闘していくさまを描き、最終回に42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録した大ヒット作。再放送や配信がされなかったため、7年ぶりの放送となった。
同行大阪西支店・融資課長の半沢は、支店長の浅野(石丸幹二さん)から強引な指示で西大阪スチールから5億円の融資契約を取り付けた。やがて、同社が陰で多大な負債を抱え粉飾決算をしていたことが発覚、3カ月後に倒産した。銀行が融資額5億円全額をだまし取られることとなり、浅野は全責任を半沢一人に負わせようと画策。聞き取り調査に出席した半沢は、責任を負わせようとする上司たちに真っ向から反発。取られた5億円を取り戻すと宣言する……という展開だった。
東京中央銀行東京本部、人事部次長の小木曽は、とにかく陰湿な性格で、自身が支店長時代に融資課長代理だった半沢の同期・近藤(滝藤賢一さん)に融資ノルマを達成するために圧力をかけ、その心労により休職に追い込んだ人物。パワハラの矛先は半沢にも向けられ、元人事部の上司だった浅野に肩入れし、反抗的な態度を取る半沢を追い落とそうとさまざまないやがらせをした。しかし、半沢を陥れるために意図的に仕組んだ裁量臨店では、半沢の機転を利かせた対抗策に、故意に仕組んだわなを次々と見破られ、言い逃れのできない状況に追い込まれた。
半沢が小木曽を追い詰めたシーンでは、視聴者から「スカッとした!」「スッキリした!」「退場したけど盛り上げてくれて感謝!」「続編に出ないかな」といった声も上がっていた。
特別総集編・後編は7月12日午後9時から放送。19日からは、同シリーズの「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」(講談社文庫)を映像化する続編がスタートする。
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