女優の二階堂ふみさんが、チャールズ・アダムスさんのホラーコメディーマンガの初となる劇場版アニメ「アダムス・ファミリー」(コンラッド・バーノン監督、グレッグ・ティアナン監督、9月25日公開)の日本語吹き替え版で、アダムス一家のウェンズデーの声優を務めることが7月20日、明らかになった。二階堂さんは吹き替え声優初挑戦となる。
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二階堂さんは「一『アダムス・ファミリー』のファンとして、しかもウェンズデー役として関わることができて、とにかくうれしい気持ちでいっぱいです。『アダムス・ファミリー』は、小さい頃から繰り返し見てきた作品で、子供心にワクワクして、触れたことのない文化に衝撃を受けましたし、現在の私の“好きなもの”を形作り、導いてくれたような映画です」と作品へ思いを寄せる。
さらに「青白い女の子(ウェンズデー)が無表情で過激なことをしていくというところにも惹(ひ)かれるのですが、『アダムス・ファミリー』は年齢を重ねていくごとにさまざまな見え方を示してくれるところも魅力だと思います。自分の愛をこの作品に詰め込みたいと思っています。ぜひ劇場で体感していただけたらうれしいです」と語っている。
「アダムス・ファミリー」は、アダムスさんが1930年代に雑誌に描いた1コママンガとしてスタート。1960年代にテレビドラマシリーズやアニメシリーズが制作され、1991年に実写映画化。1993年には続編「アダムス・ファミリー2」が公開された。
劇場版アニメは、「シュレック2」などのコンラッド・バーノンさん、「きかんしゃトーマス」シリーズなどのグレッグ・ティアナンさんが監督を務める。人里離れた山の中で結婚式を挙げたモンスターのカップル、ゴメズとモーティシア。突然、襲ってきた人間たちに故郷を追われた2人は、丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、夫婦には2人の子供、ウェンズデーとパグズリーが生まれて、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そんななか、パグズリーが一族にとって重要な儀式「セイバー・マズルカ」を親戚たちの前で披露する日が近づいてくる……というストーリー。
海外版ではウェンズデーをクロエ・グレース・モレッツさんが演じている。
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