BG~身辺警護人~:市川海老蔵が本人役 “スマホで自撮り”演技も 木村拓哉「ユーモアに付き合ってくれて感謝」

連続ドラマ「BG~身辺警護人~」の最終回にゲスト出演する市川海老蔵さん(右)=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「BG~身辺警護人~」の最終回にゲスト出演する市川海老蔵さん(右)=テレビ朝日提供

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、木村拓哉さん主演の連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終第7話(7月30日放送)に本人役でゲスト出演することが7月27日、明らかになった。プライベートでも親交のある木村さんと海老蔵さんの共演は、2009年放送の連続ドラマ「MR.BRAIN(ミスターブレイン)」(TBS系)、2017年公開の映画「無限の住人」に続き3回目。

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 木村さんは、「BG」の視聴者でもある海老蔵さんから、同作がスタートしたタイミングで「『ゲストに呼ばれなかったのが、ちょっと残念です』と連絡が来たので、僕も『そんなことを言ってくれて、ありがとう』と返信していたんです。その後、プロデューサー陣から最終回の警護対象者は海老蔵さんだと聞いて、『マッチしたなあ!』と。うれしかったです」とコメント。
 
 海老蔵さんについては「とにかく真面目! もちろん、日本の伝統芸能を継承しているという立場もありますけど、時代劇でも現代劇でも『役を演じること』に対して真剣なんです。それは覚悟と責任感があるからこそだと思うし、そういう『本気の人』と一緒に現場に立っていると、僕も刺激を受けて楽しいんです。そんな彼が今回は本人役というユーモアに付き合ってくれて、本当に感謝しています」と語っている。

 一方、ひそかな願望がかなった海老蔵さんは「オファーが舞い込んだときは驚きました。私で大丈夫なのか……と。実際、撮影に参加させていただいたら、皆さんのチームワークは素晴らしいですし、とても温かい現場だと思いました! 短時間の撮影ではありましたけど、主要メンバーの皆さんとも全員お話しさせていただき、すごく楽しかったです」と語った。

 木村さんの印象については「ご一緒するたびに思うのですが、木村さんは役作りと申しますか……。役に対する存在の仕方や距離感が独特なんですよね。今回も、ボディーガードの木村さんと直接お会いするのは初めてでしたけど、変わらない役へのスタンスを目の当たりにして、懐かしさを感じると同時に、うれしかったです!」と話している。

 海老蔵さんは、島崎章(木村さん)、高梨雅也(斎藤工さん)、菅沼まゆ(菜々緒さん)、沢口正太郎(間宮祥太朗さん)らのチームに警護されながら、とある賞の授賞式会場に向かうというシーンに出演。

 リハーサルで、報道陣が取り囲むレッドカーペットを足早に歩いた海老蔵さんだったが、本番では、報道陣をバックにスマホで自撮り撮影したという。実は、木村さんと海老蔵さんが撮影の合間に話し合った“遊び心あふれる企(たくら)み”で、木村さんは「彼らしいアクションが一つあると面白いなと思って! 撮影合間に『市川海老蔵役なんだから、SNSにアップする写真とか撮っちゃえばいいじゃん!』と提案したら、彼もイタズラ好きだから、実際にやってくれたんですよ(笑い)。本番を撮り終わった瞬間は、2人でこっそり目を合わせてオーケーサインを出し合いました」と、明かしている。

 「BG~身辺警護人~」新シリーズは、2018年1月期に放送されたドラマのシーズン2。民間警備会社の身辺警護課に所属していた章が「弱き者の盾になる」との使命を貫くため、“利益優先”の組織を飛び出し、私設ボディーガードとして奮闘する姿が描かれる。前シリーズの最終回には、矢沢永吉さんが本人役で出演した。

 20分拡大版で放送される最終回は、“最強バディー”を組んできた高梨と決裂してしまった章が、死を覚悟して“最大の敵”劉光明(仲村トオルさん)を警護する……。

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