未解決の女2:第2話 鈴木京香、恋をしたように興奮? 波留と古書をめぐる未解決事件に挑む

連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」シーズン2のワンシーン=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」シーズン2のワンシーン=テレビ朝日提供

 女優の波瑠さん主演の連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」シーズン2(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第2話が8月13日、放送される。同話には、国文学の教授・真田誠役で松下由樹さん、真の夫・真田学役で野間口徹さんらがゲスト出演する。

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 クセのある書風で「藤原」と刺しゅうされているスーツを着た男性が、他殺体で見つかる。刺しゅうの文字が気になった「特命捜査対策室」第6係の刑事・矢代朋(波瑠さん)が、文字のエキスパートである先輩・鳴海理沙(鈴木京香さん)に見せると、理沙はハッと目を見張る。その書風は、理沙も大好きな鎌倉初期の歌人・藤原定家の筆跡を模した「定家様(ていかよう)」だったからだ。被害者は“ただの藤原さん”ではないとにらむ理沙。と同時に、理沙の脳裏に“ある未解決事件”の記憶がよみがえる。

 それは今から10年前、国文学の権威である啓星大学の教授・板橋京介(佐渡稔さん)が、研究室内で何者かに殺された事件。研究室からは、古書店「大蔵堂」の店主・倉木達也(合田雅吏さん)が「鑑定のため板橋に預けていた」と主張する古書が消えていたのだが、その古書こそ藤原定家の直筆による写本=「定家本」の可能性がある代物だった。

 消えた古書がもし本物の「定家本」ならば、国宝級の大発見。まるで恋でもしたかのように興奮した理沙は、いつもなら嫌がる外回りの捜査を率先して開始するが……。

 ドラマは、麻見和史さんの小説「警視庁文書捜査官」(角川文庫)が原作。「倉庫番」と揶揄(やゆ)されている警視庁捜査1課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)を舞台に、肉体派熱血刑事・朋が、文字フェチの頭脳派刑事・理沙と組み、難事件を鮮やかに解決していく姿を描く。シーズン2では“最強凸凹バディー”に成長した朋と理沙が、一筋縄ではいかない令和の未解決事件に挑む。

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