アンサング・シンデレラ:第9話に徳永えり、高橋光臣がゲスト出演 8年ぶり共演、元夫婦に

連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第9話に出演する徳永えりさん(左)と高橋光臣さん (C)フジテレビ
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連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第9話に出演する徳永えりさん(左)と高橋光臣さん (C)フジテレビ

 女優の石原さとみさん主演の連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系、木曜午後10時)に、女優の徳永えりさんと俳優の高橋光臣さんがゲスト出演することが9月3日、分かった。徳永さんは、育児ノイローゼから抗不安薬を大量に摂取し倒れ、葵みどり(石原さん)が勤務する萬津総合病院に入院する患者・若月陽菜、高橋さんは、陽菜の元夫である栗原謙介をそれぞれ演じる。徳永さん、高橋さんが共演するのは約8年ぶり。9月10日放送の第9話に登場する。

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 徳永さんは「私が演じた若月陽菜は、育児ノイローゼから薬との付き合い方を誤ってしまった女性です。人はどうしようもなく何かに頼りたくなる時があって、彼女の場合は大量の薬でした。決して正しいことではありませんが、私は彼女が弱いからではなく、生きることに必死だったが故の選択だと感じました。見放さず、寄り添ってくれた葵さんたちのように、皆様もどうか、もがきながらも立ち上がろうとする彼女を見守っていただけたら幸いです」とコメント。

 高橋さんは「台本を読んで、医療の現場で患者さんに直接薬剤師の方が寄り添って相談に乗ってくれるというのは本当に心強いことだなと感じました。また、石原さとみさんとはぜひドラマでご一緒したいと思っていましたので、このドラマに参加できることがとてもうれしかったです。現場での石原さんは、たたずまいも本当に強く、美しい方でした。私が演じる栗原謙介は、ただ楽しいだけではない、つらいこと、苦しいこともある育児について、それを感じ取ることができず、妻は孤独を積み重ねてしまいます。そんな彼の痛みと苦しみ、そして感動を表現できたらと思います。朝ドラ(『梅ちゃん先生』)でご一緒した、徳永えりさんと夫婦役です。そちらも楽しみにしていてください!」と話している。

 野田悠介プロデューサーは「心の弱さという言葉だけでは片付けることができない、薬の多量摂取。そこにはさまざまな生活の背景が起因しているのではないかと思っています。徳永えりさんと高橋光臣さんに患者家族の人間の心のもろさを繊細に表現していただきました。患者さんにとって周囲の支えが必要であるということが皆様に伝わりますと幸いです」とコメントを寄せている。

 ドラマは、マンガ誌「月刊コミックゼノン」で連載中の荒井ママレさん作、富野浩充さん医療原案のマンガ「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」が原作。萬津総合病院薬剤部の病院薬剤師・葵みどりが、薬剤部のメンバーたちと患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描く。

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