芦田愛菜:岡田将生演じるイケメン教師に一目ぼれ 主演映画「星の子」予告解禁

映画「星の子」の一場面(C)2020「星の子」製作委員会
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映画「星の子」の一場面(C)2020「星の子」製作委員会

 女優の芦田愛菜さんの主演映画「星の子」(大森立嗣監督、10月9日公開)の新たな予告編と、場面写真が公開された。芦田さん演じる中学生のちひろが、俳優の岡田将生さん演じるイケメンの教師・南隼人に一目惚れするシーンが収められている。

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 予告編は、数学教師・南隼人の赴任のあいさつから始まる映像で、スーツ姿のイケメン教師に女子生徒たちが歓声を上げる中、ちひろが、声には出さないが、まばたきを忘れたかのように南をじっと見つめている姿や、授業中も南の似顔絵を描き続け、友人から南のストーカーとからかわれるほど夢中になっていく様子が描かれている。だが、南がちひろに「迷惑なんだよ!」「その変な水もしまえ!」と怒鳴ったりと、不穏な場面も収められている。

 岡田さんは、子役時代の芦田さんも出演した映画「告白」(2010)以来の教師役。南について「若さゆえの勢いもあって、善と悪が分からなくなる、空気が読めなくなる先生」と役どころを語り、ちひろに怒りをぶつけるシーンは「難しかった」とコメント。大森監督からは、「もう少し感情的になってもいい」「子供っぽくなってもいい」とアドバイスを受けたといい、「こういう役は新鮮で、そういう意味では楽しい役でした」と振り返った。

 映画は、「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子さんの同名小説が原作。映画「日日是好日」(2018年)などで知られる大森監督が脚本も担当した。大好きな父と母から愛情をたっぷり注がれ、育てられてきた中学3年生のちひろだったが、両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治した「あやしい宗教」を深く信じてしまっており、思春期を迎えたちひろは、生まれて初めて両親と暮らす自分の世界を疑い始める……というストーリー。

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