東京事変:「38歳バツイチ独身女」でテレ東ドラマ初の主題歌 主演・山口紗弥加の官能的な映像も

椎名林檎さんがボーカルを務めるバンド「東京事変」
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椎名林檎さんがボーカルを務めるバンド「東京事変」

 椎名林檎さんがボーカルを務めるバンド「東京事変」が、女優の山口紗弥加さん主演で、11月18日から放送されるテレビ東京の連続ドラマ「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」(水曜深夜0時58分)の主題歌を担当するが10月27日、分かった。東京事変が同局のドラマ主題歌を務めるのは初めてとなる。

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 主題歌のタイトルは「命の帳(とばり)」。ドラマでは、主題歌を使用した特別なエンドロールを制作した。主人公のチアキを演じる山口さんとイケメンたちが織りなす官能的な映像になっているという。

 山口さんは「いつか、主演を務める作品で、中学生時代から交流のある椎名(林檎)先輩に楽曲を書いていただけたらうれしいなとひそかに思い続けていて、今回それがかなったので、本当に夢みたいな気持ちです」と喜び、エンドロールの撮影について「なんともいえない高揚感がありました。たくさんの視線を感じながらほぼ裸体のような状態で(笑い)。思わず羞恥心が出てきてしまった瞬間もありましたが、(でもその羞恥心に負けそうになりながらも)最後のテークは一切を忘れ、チアキとしてノリノリで男性たちに絡んでいる自分がいて(笑い)。楽曲の力を感じましたし、東京事変さん最高! とそんな気持ちで撮影していました」と語っている。

 ドラマは、松本千秋さんの同名小説(幻冬舎)が原作。24歳で結婚し35歳で離婚した、現在38歳のイラストレーターのチアキは、好奇心から大量の年下のイケメン男子がいるマッチングアプリを開始。早くに結婚し、男性経験があまりないチアキは戸惑いながらも、マッチングアプリの世界にハマっていく……。今時の恋愛観、「アラフォー女性」ならではの悩みと孤独を交えて描き、現代を生き抜く女性たちへの“応援歌”となるような作品になるという。

 動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で11月11日午後9時から先行配信される。

 ◇東京事変のコメント(原文まま)

 この度はたいへん興味深い漫画のドラマ化にあたり主題歌を
ご注文くださりありがとうございます。山口紗弥加氏は生まれ
ながらのコメデエンヌですから、本作でもきっとおかしみを
もたらしてくれるはずだと期待しております。我々は、生きる
うえで必ず一人挑まねばならない難題を抱えています。これを
笑い飛ばして忘れ去らねば立ち行かなくなります。ときとして
己が何を求めているのか、果たしてほんとうにそんな希望など
あるものか、わからなくなります。それでも胸のうちに答えを
用意すべく努めるほかない。生きざまも死にざまも、その人の
その時々のプライオリティの置きざまに過ぎません。なおかつ
昨今溢れる情報に振り回され続ける人類。本作を通じ、多くの
かたがたと、いま何を重んじるべきか語らいを持ちたいです。

 どんなときも愛を込めて、東京事変2020。

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