ハヤカワ文庫JA(早川書房)の宮澤伊織さんの小説が原作のテレビアニメ「裏世界ピクニック」に声優として日高里菜さん、富田美憂さんが出演することが11月5日、分かった。日高さんは石神井公園近郊に住む裏世界の研究者・小桜、富田さんは大学の1年生で“カラテカ”というあだ名の瀬戸茜理をそれぞれ演じる。
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日高さんは「SFホラー作品ということでドキドキしながら原作を読み始めたのですが、胸がざわつきながらもページをめくる手が止まらなくなるくらい『裏世界ピクニック』の世界にのめり込んでしまいました。そして、ホラー要素だけではなく、キャラクターたちの心情も繊細に描かれている作品で、アニメの収録も掛け合いをとても大事にしながら行っています。アニメでキャラクターたちがどう動くのか、裏世界がどう描かれるのか……。ぜひ楽しみにしていてください!」とコメント。
富田さんは「オーディションで原作を読ませていただいたときからすごくハマってしまいまして『絶対に出演したい!』と思っていたので、本当にうれしいです! 茜理は空手が得意で、作中でも空手で戦うシーンがあるのですが、私も空手を6年間習っていたので経験を生かせた芝居ができているかと思います。怪異が題材の作品ということで、ゾクッとしてしまうような怖いシーンがたくさんあり、でもほっこりするシーンもたくさんあったり……。怖いものが好きな方も、そうじゃない方も、ぜひ楽しんでいただけたら幸いです!」と話している。
「裏世界ピクニック」は、くたびれた女子大生・紙越空魚が、「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」などネット掲示板で話題になった怪談の危険なクリーチャーたちが闊歩(かっぽ)する謎だらけの裏世界に足を踏み入れる……というストーリー。
「STEINS;GATE」などの佐藤卓哉さんが監督を務めるほかシリーズ構成も担当し、「アルスラーン戦記」などのライデンフィルム、「ネコぱら」などのFelixFilmが制作する。花守ゆみりさんが、主人公・紙越空魚、茅野愛衣さんが、紙越空魚と裏世界をサバイバルする仁科鳥子をそれぞれ演じる。2021年1月から放送。
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