中国で人気の劇場版アニメ「羅小黒戦記（ロシャオヘイセンキ）」の日本語吹き替え版「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」の初日舞台あいさつが11月7日、新宿バルト9（東京都新宿区）で開催され、声優の花澤香菜さん、宮野真守さん、櫻井孝宏さんらが登場した。同作はバトルシーンの表現も話題になっており、櫻井さんは「スケール感の大きさを感じましたし、バトルシーンの歯切れのよさが日本のアクションとはちょっと違うんです。格好いいですね」とコメント。同作の魅力を「僕は童心に返るような気持ちで楽しみました。希望が残り、温かい気持ちになれる」と話した。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　また「成長したこと」が話題になり、櫻井さんは「（コロナ禍で）お仕事がなくなった日は、ウイスキーを飲んでいました。ウイスキーにもいろいろあり、ほのかな苦みを感じるものも、少し甘さを感じるものもあります。微妙な味の差に気付き、ほのかな成長を感じました」と語った。

　同作は2011年3月に動画サイトで公開されて、人気を集め、劇場版も公開。劇場版の中国国内での興行収入は約3億1500万人民元（約49億円）を記録するなどヒットした。日本でも字幕版が2019年10月に公開された。自然破壊によって居場所を失った黒猫の妖精・シャオヘイが、妖精・フーシーと共に新たな居場所を探すことになる……というストーリー。