ぶらどらぶ:本ビジュアル公開 ゲイジュツはバクハツだ! コミカルに 押井守監督の新作アニメ

「ぶらどらぶ」の本ビジュアル(C)2020 押井守/いちごアニメーション
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「ぶらどらぶ」の本ビジュアル(C)2020 押井守/いちごアニメーション

 「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー」などで知られる押井守さんが手がけるアニメ「ぶらどらぶ」の本ビジュアルが11月27日、公開された。キャッチコピーは「ゲイジュツはバクハツだ!」で、キャラクターのコミカルな表情が描かれている。

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 「ぶらどらぶ」は、押井さんが総監督、西村純二さんが監督を務めるアニメ。献血マニアの女子高生・絆播貢がある日、献血車で謎の美少女と出会い、なんとなくの勢いで保護して、家に連れ帰ることになる……というストーリー。川井憲次さんが音楽を手がける。

 ◇押井守総監督のコメント

 ガール・ミーツ・ガールを真面目にやりたくて。人と人のつながりの話。だから「血」なんです。「血縁」とか、「血でつながった友達」という言葉もありますが、僕は真面目に「血」の話をやりたかった。だから「吸血鬼」。「血を吸う」とは象徴的な行為かもしれないけど、いろんな意味で象徴的に「血」の話にしようと考えたんです。そして吸血鬼を扱うということは、同時に異文化の話でもあって。異文化であり、いわゆる人外(じんがい)。人間なんだけど人間じゃないもの。ある種の宿命として誰かの供犠(くぎ)であり、誰かの犠牲の上でしか生きられない存在。そうした異質なものとの出会い、それがつながっていく話。血の話となると、暗くて陰惨になりがちなんだけど、そうじゃなく割と軽やかにやってみたかったんですよ。

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