となりのトトロ:不朽の名作が3年ぶり劇場上映 調布の映画イベントで9日間限定

劇場版アニメ「となりのトトロ」のビジュアル(C) 1988 Studio Ghibli
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劇場版アニメ「となりのトトロ」のビジュアル(C) 1988 Studio Ghibli

 宮崎駿監督が脚本、原作、監督を務めた劇場版アニメ「となりのトトロ」が、2021年2月5~28日に開催される東京都調布市の映画祭「映画のまち調布 シネマフェスティバル2021」内で劇場上映されることが12月1日、明らかになった。同作の劇場上映は、2018年2月に閉館したTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)での特別上映イベント「さよなら日劇ラストショウ」以来、約3年ぶり。2021年2月20~28日の9日間限定で、「イオンシネマ シアタス調布」で上映される。

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 今回は、スタジオジブリが製作した当時の35ミリフィルム初号試写に限りなく近づけて作成したDCP(デジタルシネマパッケージ)での上映となる。上映館「シアタス調布」は幅約20メートルの大型スクリーンで、迫力ある映像と音響で楽しむことができるという。

 「となりのトトロ」はスタジオジブリが製作し、1988年に公開された劇場版アニメ。高度経済成長期以前の緑豊かな日本の田舎を舞台に、しっかり者の姉のサツキと甘えん坊の妹のメイが、不思議な生き物のトトロと交流する様子を描いている。映画雑誌「キネマ旬報」の1988年度日本映画ベストテンで1位になったほか、同年の毎日映画コンクール日本映画大賞にも輝いた。

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