宮崎駿監督の劇場版アニメ「となりのトトロ」(1988年公開)を英国で舞台化した「My Neighbour Totoro」が、英国の演劇賞「ローレンス・オリヴィエ賞」で最優秀作品賞、演出賞、衣装デザイン賞、最優秀舞台美術賞、照明デザイン賞、音響デザイン賞の最多6部門を受賞した。同舞台が、初演と同じく英ロンドンのバービカン劇場で11月21日~2024年3月23日に再演されることも発表された。
ウナギノボリ
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「My Neighbour Totoro」は、「となりのトトロ」の初の舞台版。英国の名門演劇カンパニー、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)と日本テレビが共同制作し、舞台化された。アニメの音楽を手掛けた作曲家の久石譲さんが舞台化を提案し、宮崎監督が快諾したことでプロジェクトが始動した。久石さんがエグゼクティブプロデューサーを務めた。2022年10月~2023年1月にバービカン劇場で上演され、13万3000枚のチケットが完売するなど人気を集めた。
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで4月2日(現地時間)に開催された授賞式では、RSCのグリゼルダ・ヨークプロデューサーが久石さんをたたえた上で、「『となりのトトロ』は優しさと勇気とイマジネーションのお話です。我々は、この魔法のようなすてきな舞台を作る作業に関わってくださった数多くの人たちに未来永劫(えいごう)、感謝をささげます」と語った。久石さんは「作品賞をはじめ、多くの賞を受賞したことはとても喜ばしいことです。RSCや関係者の皆さんに心からの祝福と感謝の気持ちを送ります」とコメントを寄せた。
最優秀衣装デザイン賞を受賞した中野希美江さんは、受賞後のインタビューで「映画の世界を大切にすること、生地などの質感にこだわることを重視して作ってきました。特に、映画の舞台である昭和30年代の日本については、多くの材料を集め、研究しました。演出、パペットを含め、皆のチームワークがあっての賞だと思っています。本当にうれしいです」と喜びを語った。
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