桃月なしこ:「キラメイジャー」ヨドンナ役 好評の裏に大きな重圧と不安 「特撮ファンに受け入れられるか…」

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「魔進戦隊キラメイジャー」でヨドンナを演じている桃月なしこさん

 スーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)で、キラメイジャーの敵であり、地球侵略をもくろむヨドン軍の幹部・ヨドンナを演じている桃月なしこさん。ヨドンナは主人公たちの敵でありながらも、時折見せるコミカルな姿や、桃月さんの美しいルックスも相まって、初登場時から大きな話題に。「キラメイジャー」の放送時、ツイッターでは「#ヨドンナ様」や「#ヨドンナ様しか勝たん」がトレンド入りすることが毎週のように起こっている。また、スーパー戦隊シリーズの歴史において「特命戦隊ゴーバスターズ」以来、約8年ぶりの顔出しの女幹部となる。「特撮ファンに受け入れられるか、大きなプレッシャーがあった」と語る桃月さんに現在の思いを聞いた。

 ヨドンナは、暗黒の地・ヨドンヘイムを拠点に侵略を行うヨドン皇帝直属の忠実なる秘書官。昨年9月27日放送のエピソード25「可愛いあの巫女(みこ)」で初登場した。キラメイジャーの前に現れた初登場時は、巫女の姿で地球侵略のための策謀を張り巡らせており、もともとコスプレーヤーである桃月さんの美しい巫女姿と、一人称が「ボク」の“ボクっ娘”キャラは視聴者に大きな印象を残した。

 桃月さんはオーディションで役が決まった時について「私自身、小さい時に『(忍風戦隊)ハリケンジャー』『(爆竜戦隊)アバレンジャー』など戦隊シリーズを見ていましたし、悪役をやりたいなと思っていたので、すごくうれしかったです」と振り返る。

 だが、久々の敵女幹部役ということでプレッシャーや、未知数な部分も多かった。「ヨドンナについては初め、今までの敵幹部にはいないようなキャラクターだと言われました。設定も『負の感情しか理解できず、感情もあまり表に出さない』というベースの部分しか決まっておらず、何者なのかや物語が進むにつれどうなっていくのかとかも、自分が台本をもらうまで全然知りませんでした」といい、「スタッフさんたちと『みんなで作り上げていこう、作品の中で成長させていこう』というキャラクターでしたね」と明かしている。

 そんな桃月さんがヨドンナを演じる上で意識していたことは「可愛くならないようにすること」。「感情表現があまりないキャラなので、なるべく可愛くならないように意識していたのですが……。放送後の感想を見たら違ったようでした(笑い)」と、SNSでの反響の大きさに笑顔を見せる。「初登場時からSNSで、ヨドンナのファンアートがたくさん上がったんですよ。これまで自分のイラストを書いていただくことってあまりなかったので、本当にうれしくて! いまだに見つけると全部保存しています」と声を弾ませていた。

 ヨドンナは、劇中で巫女はじめ、ドレスやラッパー姿も披露してきた。桃月さんは「私は本職が女優だけではないので、久しぶりの女幹部役ということで、その部分も特撮ファンに受け入れられるのか不安だったんです。でも、そんな特撮ファンの方から『あの衣装を着こなせるのはすごい』『さすがコスプレーヤー』などという言葉をいただけて、今までやってきたことを生かせれたこともうれしかったです!」とも喜んでいた。

 ヨドンナ役で女優としても一つ大きなキャリアを積んだ桃月さん。今後やってみたい役を聞くと、「ヒロインをいじめる役だったり、恋のライバルを演じてみたいです。悪役のイメージをつけたい」とにっこり。「『キラメイジャー』のオーディションでも書いたのですが、峰不二子みたいな可愛らしい悪役が好きなんです。自分の目的のためなら何でもやるよ、でも自分の力を過信しすぎて失敗してしまう……みたいな愛嬌(あいきょう)のあるところとか! ヨドンナも一度口に入れたアイスをずっとくわえたままでいるとか、性格の悪い部分とのギャップに愛(いと)おしさを感じてしまいますね(笑い)」と話した。

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 12月27日のエピソード37「せな1/5」でついに姿を現したヨドン皇帝。その登場は、ヨドンナの体を依り代(よりしろ)とする衝撃的なシーンだった。気になるこれから先の展開については「ヨドンナがなぜ生まれたのかが分かります」と教えてくれた桃月さん。物語は佳境に入っていくが、ヨドンナの動向にますます注目が集まるだろう。

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