俳優の阿部寛さんが主演を務める連続ドラマ「ドラゴン桜」の続編が、4月からTBS系の日曜劇場枠(日曜午後9時)で放送されることが2月10日、分かった。ドラマは昨夏に放送を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送延期となっていた。
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「ドラゴン桜」は、三田紀房さんの同名マンガが原作。元暴走族で弁護士の桜木建二(阿部さん)が倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校にやって来て、超進学校に生まれ変わらせようと生徒と共に奮闘する姿を描いた。2005年7月期にTBSの金曜ドラマ枠(金曜午後10時)で放送され、社会的ブームとなった。
続編は2018年からマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の三田さんの「ドラゴン桜2」が原作で、前ドラマの原作である「ドラゴン桜」の15年後を描く。阿部さんが主人公の桜木を続投し、ドラマオリジナルの展開も盛り込まれる予定。また、生徒役は約1000人の中から選考されたといい、番組側は「次世代を担うフレッシュな顔ぶれ」だと説明している。
ドラマを手がける飯田和孝プロデューサーは、「この春、ようやく『ドラゴン桜』を皆様にお届けできることになりました。原作の三田先生も仰っていますがある意味で“スポ根ドラマ”です。その中に的確に時代を捉え、現代の若者の姿を写している繊細さがあります。阿部寛さん演じる主人公の桜木建二は、若者たちを超俯瞰で見ているようで、深い部分では気にかけている人物です。そんな桜木が、令和の若者にどう向き合っていくのか、注目してもらえたらと思っています」とアピール。
劇中では「東大合格&受験必勝メソッドはもちろん、子を持つ親御さん、部下の扱いに悩む上司の皆さん、後輩が生意気で困っている先輩の皆さんが明日から使える桜木メソッドもご紹介します」といい、「日曜の夜に『月曜から頑張ろう!』と思える、元気の出るエンターテインメントをお届けできたらと思っています。頑張ります!」とコメントしている。
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