岸井ゆきの:Eテレ「おはなしのくに」で「赤ずきん」を1人芝居 オオカミの声は「低くて面白い音を意識」 

NHK・Eテレの教育番組「おはなしのくに」に出演する岸井ゆきのさん (C)NHK
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NHK・Eテレの教育番組「おはなしのくに」に出演する岸井ゆきのさん (C)NHK

 女優の岸井ゆきのさんが、NHK・Eテレの学校放送番組「おはなしのくに」に出演することが分かった。岸井さんは、グリム童話「赤ずきん」を1人芝居で表現する。

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 「おはなしのくに」は、幼稚園、保育所~小学校3年向けに読み聞かせや読書の楽しさを伝える番組。1990年にスタートし、同局の学校放送番組では一番の長寿番組になっている。「定番の昔話や名作を知らない」「読んだことがない」という子供が増えているという学校現場での声に応え、これまで放送してきた日本の昔話シリーズに続き、2020年から“海外名作シリーズ”がスタート。番組では、俳優が名作物語を1人芝居で伝える。

 岸井さんは「複数の役を一度に演じるのは初めてだったので不安もありましたが、自分1人でやることによって、オオカミや狩人、役それぞれの個性を見つけることができて楽しかったです。たくさんの役を演じ分けるため、姿勢や表情には気をつけていましたが、自分の音域は超えられないので、安定して声が出せる範囲で、できるだけ低くて面白い音を意識してオオカミの声を演じました」とコメント。

 さらに、「生きていくには、危険や誘惑がたくさんあります。そんなとき、赤ずきんのように強い心で立ち向かってくださいね!!」と子供たちへのメッセージを寄せた。

 「おはなしのくに」はEテレで毎週月曜午前9時に放送。岸井さんは3月1日の放送回に出演する。

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