佃典彦:「半沢直樹」“後ずさり土下座”曽根崎役 「監察医 朝顔」で“月9”デビュー「膝が震えていました」

3月22日放送の「監察医 朝顔」第2シーズン最終第18話にゲスト出演する佃典彦さん(C)フジテレビ
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3月22日放送の「監察医 朝顔」第2シーズン最終第18話にゲスト出演する佃典彦さん(C)フジテレビ

 2020年7月期に放送された「半沢直樹」(TBS系)で曽根崎雄也を演じて話題となった劇作家で俳優の佃典彦さんが、女優の上野樹里さんが主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ「監察医 朝顔」第2シーズン(月曜午後9時)の最終第19話(3月22日放送)にゲスト出演することが3月15日、明らかになった。佃さんが“月9”枠の作品に出演するのは初めて。今作では、通り魔事件で犠牲となった大学生の父・宇賀神友則を演じる。

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 佃さんは、1986年に出身地の名古屋市で劇団「劇団B級遊撃隊」を設立。以後、多くの舞台、テレビドラマ、映画の脚本を手掛けている。2006年に舞台「ぬけがら」で若手劇作家の育成を目的とした賞「第50回岸田國士戯曲賞」を受賞した。俳優としては、半沢直樹で東京中央銀行の審査部次長・曽根崎を熱演。半沢に返り討ちされ、見せた“後ずさり土下座”が話題になった。

 「監察医 朝顔」は、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんの同名マンガが原作。設定をアレンジし、東日本大震災で母が行方不明となった法医学者の朝顔(上野さん)と、父の平(時任三郎さん)ら万木家の心の成長を描くヒューマンドラマ。第2シーズンは2クールで描かれる。

 佃さんは、初の“月9”出演に「初の月9、初のフジテレビドラマの現場で非常に緊張しました。ずっと膝が震えていました」とコメント。「監察医 朝顔」の出演には「尊敬している時任三郎さんの代表的なドラマに出演できて、大変うれしく思っております」と喜んでいる。

 出演する最終回については「震災から10年の節目に、この作品に出演できて光栄です。最終回の台本を読んで泣けてしまいました。ぜひ、ご覧くださいませ。多分、僕も最終回を見ながら、また泣いてしまうと思います」とコメントを寄せている。

 最終第19話は、小学校の前で男性教師と、ボランティアで交通整理をしていた大学生の宇賀神秀樹(灰塚宗史さん)が通り魔に刺殺される事件が発生。秀樹の遺体を解剖した朝顔は、秀樹の両親に、犯人に刺されながらも命が尽きるまで児童を守ったと説明。その言葉に泣き崩れる友則は……という展開。午後9時から30分拡大版で放送される。

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