GREAT PRETENDER:話題のアニメが宮田俊哉主演で舞台化 生バンド演奏の音楽劇に 古沢良太が監修

音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」で主人公・枝村真人を演じる宮田俊哉さん(左)とテレビアニメの枝村真人のビジュアル(C)WIT STUDIO/Great Pretenders
1 / 4
音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」で主人公・枝村真人を演じる宮田俊哉さん(左)とテレビアニメの枝村真人のビジュアル(C)WIT STUDIO/Great Pretenders

 アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズなどの貞本義行さんがキャラクターデザイン、ドラマ「リーガルハイ」などの古沢良太さんが脚本を手がけたオリジナルアニメ「GREAT PRETENDER(グレートプリテンダー)」が舞台化され、人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の宮田俊哉さんが主演を務めることが3月24日、分かった。舞台版のタイトルは「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」で、生バンド演奏の音楽劇となる。宮田さんは、日本一の天才詐欺師を自称する主人公・枝村真人(エダマメ)を演じる。

ウナギノボリ

 アニメ「GREAT PRETENDER」は、自称・日本一の天才詐欺師の枝村真人(エダマメ)が、フランス人のコンフィデンスマンのローラン・ティエリーとの出会いをきっかけに世界を舞台にしただまし合い(コンゲーム)に巻き込まれる。2020年7~12月にテレビアニメが放送された。

 舞台版は、アニメの「CASE1:ロサンゼルス・コネクション」をベースに構成される。河原雅彦さんが演出を務め、斎藤栄作さんが脚本を担当する。古沢さんが監修する。7月に東京建物 Brillia HALL(東京都豊島区)、8月にオリックス劇場(大阪市西区)で上演される。

 ◇宮田俊哉さんのコメント

 今回のお話をいただいて、とてもうれしく思っています。舞台の主演を一人で務めるのはすごく久しぶりで、一人で背負うのでドキドキしていますが、舞台は見に行くのも自分が演じるのも好きなので、本当に楽しみです。原作の「GREAT PRETENDER」は、面白くてワクワクするところがとても好きで、僕が「面白いよ!」と勧めた友人たちと皆で、ハマりました。出演のお話を伺った時、「僕、ローランじゃないの!?」とボケてしまいましたが(笑い)、エダマメをやらせていただけるのは光栄です!

 エダマメは、ちゃんと芯があるな、と思います。心のある人物で、良心を感じます。物事を、“良いか悪いか”ではなく、“目の前の相手に対して、親切かどうか”というのが判断の基準になっているような、印象があります。僕も似たところがあるので、とても共感できます。あとはグループ内での立ち位置が似ていますね。僕もメンバーによくいじられるので(笑い)。このコロナ禍で、ファンの皆さまとなかなかお会いできていないので、この舞台でお会いできるのが本当に楽しみです。原作ファンの方にも、楽しんでいただけるよう、精いっぱい頑張ります!

 ◇河原雅彦さんのコメント

 だましだまされの応酬が飛び交うこの作品は、いわゆる“コンゲームもの”で、どっちに話が転ぶか分からないスリリングな展開が魅力。そんな場合、一番の肝は登場人物たちのキャラクターに尽きるわけですよ。宮田くんとは初めてのお仕事になりますけど、「日本一を自称するも、てんてこ舞いに振り回されるダメダメな詐欺師」って主人公にピッタリのような気がして。あ、これ別にディスリじゃないですよ。

 主人公のエダマメは、キめるところはビシっとキめるし。僕がアニメ原作を舞台化する際、常に心掛けていることは、演劇の強みを最大限に生かすこと。ストーリーをなぞるだけじゃ意味ないですからね。今回の舞台化にあたっても、舞台オリジナルの重要な役どころを足させてもらったり、ミュージカル要素までちょっぴり足させてもらいました。欲張りすぎですかね?? ま、ちょっとやってみます。

写真を見る全 4 枚

アニメ 最新記事