ブルーピリオド:テレビアニメの“青”のビジュアル 総監督に舛成孝二 吉田玲子脚本 Seven Arcs制作

「ブルーピリオド」のティザービジュアル(C)山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会
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「ブルーピリオド」のティザービジュアル(C)山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

 「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の山口つばささんのマンガが原作のテレビアニメ「ブルーピリオド」のティザービジュアルが3月25日、公開された。青を基調としたビジュアルで、早朝の渋谷のスクランブル交差点でキャンバスと向き合う主人公・矢口八虎が描かれた。アニメのスタッフも発表され、「宇宙ショーへようこそ」「マギ」などの舛成孝二さんが総監督、浅野勝也さんが監督を務める。「若おかみは小学生!」などの吉田玲子さんがシリーズ構成・脚本を担当し、「魔法少女リリカルなのは」シリーズなどのSeven Arcsが制作する。

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 舛成孝二総監督は「若者のもがく姿は美しい。内なる叫びはぶざまで格好いい。そして、ブルーピリオドは熱い!」とコメントを寄せた。浅野監督は「絵は文字じゃない言語として言葉や文章では伝えきれない何かを伝えられる可能性があると思います。描く意思さえあれば絵は誰でも描くことができるのです。この作品を通じてその絵を描くことに対して興味を持っていただけたら幸いです」と話している。

 吉田さんは「自分を覆っている厚いよろいを、脱ぎ捨てて、走り出したくなるような作品です。青い時間の痛みと輝きを感じていただければ……」とメッセージを送った。

 「ブルーピリオド」は、「月刊アフタヌーン」で2017年から連載中。高校生・矢口八虎が美術大学を目指す姿を描く“スポ根受験”ストーリー。マンガに精通する書店員らが「その年一番面白いと思ったマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2020」に選ばれたことも話題となった。アニメは2021年に放送される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 総監督:舛成孝二▽監督:浅野勝也▽シリーズ構成・脚本:吉田玲子▽キャラクターデザイン:下谷智之▽制作:Seven Arcs

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