井上音生:「一度きりの初ミュージカルを大切にしたい」 「魔女の宅急便」キキ役に「一緒に成長していけたら」 

ミュージカル「魔女の宅急便」の会見に登場した「美 少年」の那須雄登さん(左)と井上音生さん
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ミュージカル「魔女の宅急便」の会見に登場した「美 少年」の那須雄登さん(左)と井上音生さん

 ミュージカル「魔女の宅急便」の会見が3月24日、新国立劇場中劇場(東京都渋谷区)で行われ、主人公のキキを演じる井上音生(ねお)さん、トンボを演じるジャニーズJr.の人気グループ「美 少年」の那須雄登さんらが登壇した。今作が自身初のミュージカルとなる井上さんは、「初ミュージカルという一回しかない経験を大切にしたいと思っています」と意気込みを語った。

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 「魔女の宅急便」は、1985~2009年に全6巻が発表された角野栄子さんの児童文学。魔女のしきたりに従って、13歳で親元を離れた魔女・キキの成長を描く物語で、ミュージカルは3年ぶり3度目の上演となる。

 会見には生田智子さん、横山だいすけさん、お笑いコンビ「ライセンス」の藤原一裕さん、白羽ゆりさんも登壇した。井上さんと那須さんについて、藤原さんは「2人が本当に可愛くて。稽古(けいこ)もすごく成長しているなと、父親のような目線で見ています」と目を細めながらコメント。

 横山さんは「本読みのときから2人にはキキとトンボという印象しかなかった。(台本を)読み込んで、いろいろなことをイメージしてきたんだなと感じた」と話し、「(稽古中も)演出家の方が求めている声に、2人がどんどん乗っかっていく姿を見て、成長が分かってうれしかったですし、このメンバーでできる喜びも日々感じていました」と、藤原さんに共感していた。

 25日の初日公演を前に、井上さんは「『魔女の宅急便』は13歳の女の子、キキが成長していく物語なので、私も毎公演成長していけたらいいなと思っています」と初々しい笑顔。那須さんは「見ていて心が温かくなるような舞台なので、来ていただく皆さんが楽しみにしてくれていたらうれしい」と期待を寄せた。

 ミュージカルは東京公演が3月25~28日に新国立劇場中劇場、名古屋公演が4月10、11日に愛知県芸術劇場大ホール(名古屋市東区)、大阪公演が4月15~18日にメルパルクホール大阪(大阪市淀川区)で上演される。

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