斎藤工:Netflixドラマで主演、妊娠も? ヒロインに上野樹里

Netflixオリジナルシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」に出演する斎藤工さん(左)と上野樹里さん
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Netflixオリジナルシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」に出演する斎藤工さん(左)と上野樹里さん

 俳優の斎藤工さんが、2022年にNetflixで独占配信されるドラマヒヤマケンタロウの妊娠」で主演を務めることが4月8日、分かった。ドラマは坂井恵理さんの同名マンガ(講談社)が原作で、斎藤さんは妊娠するハイスペック男子の桧山健太郎を演じる。ヒロイン瀬戸亜季役で女優の上野樹里さんが出演することも発表された。

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 ドラマは、Netflixオリジナルシリーズとして、Netflixとテレビ東京が共同で企画、製作。男性が妊娠、出産する世界を舞台に男女逆転生活やギャップをコミカルに描く。妊娠をきっかけに、さまざまな問題に直面した主人公が奮闘しながら、成長していく物語。

 ある日、広告代理店でバリバリ働く桧山(斎藤さん)は、自分が妊娠していると知る。桧山のパートナーの亜季(上野さん)も自分が親になると考えていなかったため、2人は想定外の出来事に困惑する。“妊夫”として妊婦が体験する苦労など、多くの問題に直面する桧山と、桧山を支える亜季。2人は「産むか、産まないか」の決断を迫られる……という展開。

 脚本は、「全裸監督」シリーズなどの山田能龍(よしたつ)さん、映画「グッド・ストライプス」「あのこは貴族」などで監督も務めた岨手由貴子さん、映画「ミセス・ノイズィ」の天野千尋さんの3人が担当。CMディレクターとしても活躍する箱田優子監督、映画「ハローグッバイ」「望郷」などの菊地健雄監督がメガホンをとる。

 ◇斎藤工さんのコメント

 --オファーを受けたとき、桧山健太郎をどのように演じたいと思いましたか? また、どんな作品にしたいと思いますか?

 坂井先生による原作コミックスのあまりのリアリティーに、すぐさま「男性妊娠」の実例を調べていました。日々“今までの当たり前”が見直されながらも、それが覆されるには時間がかかる歯がゆい現代における、この男女の役割の入れ替わりを描く本作は、古きあしき常識に対する新時代のアンチテーゼになる可能性を秘めている気がしています。

 --本作を楽しみにしているファンへメッセージをお願いいたします。

 妊夫として過ごす時間は、すでに驚きの連続です。何事にも多様性が求められている昨今、「ヒヤマケンタロウの妊娠」という坂井先生が生み出してくださった一つの新しい角度、モノの捉え方を、上野樹里さん、箱田監督、菊地監督をはじめ、日本映画界の要となる素晴らしきキャスト、スタッフの方々とともに作品に楽しく詰め込んで、広く深く軽やかにお届けできたらと思っております。

 ◇上野樹里さんのコメント

 --オファーを受けたとき、瀬戸亜季をどのように演じたいと思いましたか? また、どんな作品にしたいと思いますか?

 パートナーの桧山が妊娠したことにより、亜季の抱く家族や家庭というものへのネガティブな概念との葛藤や、自由でありたいと願う亜季の価値観が変化したりと、桧山とともに成長していくキャラクターを楽しんで演じたいです。気軽に楽しめる作品でありながら、ジェンダーやマイノリティー、LGBTQなどへの理解を深めるきっかけとなる作品になれたらなと思います。

 --本作を楽しみにしているファンへメッセージをお願いいたします。

 自分らしく生き抜く全ての人へエールを送れるような作品になるよう、亜季を通して自分にできる役割を全力で全うしたいと思います。楽しみにしていてください。

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