ゲド戦記:9日夜放送 宮崎吾朗監督の長編アニメデビュー作 挿入歌「テルーの唄」も公開当時話題に

劇場版アニメ「ゲド戦記」の場面写真(C)2006 Studio Ghibli・ND HDMT
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劇場版アニメ「ゲド戦記」の場面写真(C)2006 Studio Ghibli・ND HDMT

 宮崎吾朗監督が手掛けたスタジオジブリの劇場版アニメ「ゲド戦記」(2006年公開)が、4月9日の「金曜ロードショー」(日本テレビ系、午後9時)で放送される。本作は、最新作「アーヤと魔女」が米アカデミー賞長編アニメ映画賞にエントリーされ、注目された宮崎監督の長編アニメーションデビュー作だ。

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 原作は、宮崎駿監督も多大な影響を受けたという、アーシュラ・K・ル=グウィンさんのファンタジー文学。昨年、「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」と共に、映画館で再上映されたことも話題となった。

 「魔法」が日常的に存在する多島海世界「アースシー」。人間の住む世界に現れるはずのない竜が突然現れて共食いを始め、魔法使いが魔法の力を失うなど、異常事態が次々に起こっていた。その原因を探って旅を続けていた魔法使いのゲド(通称ハイタカ)はある日、父のエンラッド国王を刺して逃亡中の王子アレンと出会い……という展開。

 アレンを演じた岡田准一さんをはじめ、菅原文太さん、田中裕子さん、香川照之さんら豪華俳優陣が声優を務めた。また、テルー役の手嶌葵さんによる劇中挿入歌「テルーの唄」も公開当時、話題になった。美しい歌声を改めて酔いしれながら、鑑賞してもらいたい。

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