かまいたち:念願の「上方漫才大賞」で大賞受賞 「予想もしていなかった」「ビッグタイトル」としみじみ

「第56回 上方漫才大賞」大賞に選ばれたかまいたち
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「第56回 上方漫才大賞」大賞に選ばれたかまいたち

 関西のお笑いコンビが競う「第56回 上方漫才大賞」発表会が4月10日、大阪府内で開催され、栄えある大賞に「かまいたち」が輝いた。放送後の会見で、濱家隆一さんは「2年前に奨励賞をいただいて、大賞はまだまだ先だと思っていたので、予想もしていなかったので……。もっと精進していきたい」としみじみ。山内健司さんも「すごいビッグタイトルで、先になると思っていた。マネジャーに『今年大賞ないよね』と聞いても『連絡ないです』と言っていたので、完全に油断していました」と喜びを語っていた。

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 「上方漫才大賞」は漫才関係の賞の中では最も古い賞レース。第1回は1966年に開催され、「かしまし娘」「横山やすし・西川きよし」「ダウンタウン」らを輩出してきた。濱家さんは「歴代とっている漫才師がすごい人たちばかり。そこに名前を連ねることができた」と感無量。山内さんも「初めて賞レースで、自分たちで勝ち抜いて優勝できた。選んでもらって受賞できてうれしい。認めていただけたなという感じ」と笑顔を見せた。

 コロナ禍で舞台に立つ機会が減ったが、濱家さんは「毎年1回、単独ライブで新ネタを披露して、毎年ネタをアップデートしていきたい。ここ1年、単独ライブができないので、新ネタが作れないのがストレスなので」と漫才師としての目標を語ると、山内さんは「大賞を引っ提げて、単独ライブを今年したいです。即完(売)じゃないですか?」と自信を見せて、記者たちを笑わせていた。

 「第56回 上方漫才大賞」の奨励賞は「プラス・マイナス」、新人賞は「ネイビーズアフロ」だった。

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