緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
俳優の野村周平さんが出演する、白濱亜嵐さん主演で4月24日にスタートする連続ドラマ「泣くな研修医」(テレビ朝日系、土曜午後11時)。野村さん演じる主人公・雨野隆治(白濱さん)の同期で1年目の研修医・川村蒼を紹介する。
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ドラマは、現役外科医の中山祐次郎さんの小説デビュー作にしてベストセラーとなった同名小説(幻冬舎文庫)が原作。医師でありながら何も分からない研修医たちの青春群像劇とともに、現代の医療界が抱える問題を描く。
野村さん演じる川村は、雨野ら同期と先輩医師に厳しい指導を受けながら一人前の医師を目指すべく奮闘する1年目の研修医。東京生まれ東京育ちで、八王子にある総合病院の次男坊。医師一家の息子で、過保護な両親に「将来は医師になるように」と育てられ、優秀な兄に対してはコンプレックスを抱いている。お坊ちゃん気質で、庶民の苦労が分からないが、「地域に根付いた医療を目指す」という目標を掲げている。
野村さんは「川村は実家が金持ちのボンボンで、親に敷かれたレールを走ってきているという子なので、世間知らずな部分もあると思うし、それ故に何かしらの葛藤を抱えていると思います。でも世間知らずだけど、礼儀は正しい。人のことは大切にしている子だと思うので、そういった部分を出していければと思っています」とコメント。
また、「今回共演する(白濱)亜嵐とは実は高校くらいから知り合いなのですが、ガッツリ共演するのは初めてなので、今から楽しみです。いろいろ勉強させていただきます」とも話している。
地方の大学を卒業した雨野隆治は、一日も早く一人前の医師になるという夢を持ち、研修医としてやる気に満ちていた。しかし、待っていたのは、「兵隊」「伝書鳩」「さすまた」と言われ、医師たちが機嫌良く仕事ができるようにするため、サポートという名の雑用をこなす毎日。
その上、患者を前にしてもまともに動けず、救急患者が運ばれてきた時にはうろたえるばかりで、何もできないどころか器材をばらまいてしまう始末。理想と現実は程遠く、結局、救急患者は指導医の佐藤玲(木南晴夏さん)が全て行うことになった。だが、隆治は、同期研修医の川村蒼(野村さん)、滝谷すばる(柄本さん)、中園くるみ(恒松さん)には、見えを張ってまるで自分がやったかのように語り出す。
そんなある日、14歳の女の子が母親に付き添われながら、腹痛で救急外来にやって来る。虫垂炎と診断され、手術は後日行われることになったが、どの医師も「忙しい」と互いに押し付け合って誰もやりたがらず、隆治に振られることになる。そんな中、病院内でトラブルが発生。川村と滝谷すばる(柄本時生さん)が取っ組み合いのケンカを起こす……。
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