突然ですが占ってもいいですか?
M!LK&磯村勇斗&志尊淳&冨永愛&堀田真由
1月11日(日)放送分
世界最高峰の映画の祭典「第93回アカデミー賞」の授賞式が4月25日(現地時間)に開催される。生中継するWOWOWの番組「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」で初の案内役を務めるフリーアナウンサーの宇垣美里さんと、案内役としては今回が14回目の出演となるジョン・カビラさんに、初タッグの意気込みや注目作品、見どころなどを聞いた。
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宇垣さん:映画好きにとってはたまらないお祭りだと思いますが、今回は案内役として、一緒に楽しむ、アテンドができるお役目をいただきましたので、どんなところが魅力で、見どころなのかをいろんな方にお伝えできたらと思います。
カビラさん:今までにさまざまな番組で拝見させていただいて、映画の魅力、作品の魅力、演じるみなさんの魅力を的確に、ご自分の言葉で感じたことを分かりやすく伝えていただいていると思うので、僕はなにもすることがないなと(笑い)。盛り上げ役に徹しようかなと思っています。
宇垣さん:いやいやいやいや……(笑い)。私は「やったやった!」という感じで、感情の上がりっぷりを伝えていけたら。カビラさんはアカデミー賞をずっとご覧になってきたからこそ、一番近くでお伝えになってきたからこその視点をお持ちですし、横で勉強させていただきながらお伝えできればと思っています。
宇垣さん:例年に比べると、渋くて味わい深い作品が多いと思います。コロナ禍で、みなさんもいろんなことをぐっと我慢することが多い1年だったと思うんですが、時間があるぶん、じっくり何かと向き合って、じっくり何かをもう一度振り返って考えて……という機会を提供してくれる作品が多かった。それはやっぱり今年度ならではなのかな、と思います。
カビラさん:いわゆる、みなさんがハリウッドでイメージするようなエンターテインメント大作というより、アメリカの歴史の中で「句読点が打てる時代」の背景、社会のうねり、「ブラック・ライブズ・マター」に代表される理不尽な社会構造、ジェンダー問題など、アメリカの抱えている課題がテーマにあると思います。アメリカの良心や建国の精神を映画という形で見事に表現している作品ばかりで、宇垣さんが仰るように、渋いけど見ながらじんわりくる作品ばかりですね。
カビラさん:聞かれるたびに変わっちゃうんですよね(笑い)。過去のデータだと、最多ノミネートの映画と次点の映画で(ノミネート差が)4部門差ある年は、過去10年間で5回中4回、最多ノミネートされた作品が取っているんです。そうなると、勝つであろうというのは「Mank/マンク」(デビッド・フィンチャー監督)。でも「Netflix(ネットフリックス)を勝たせるの?」というのもあって……。歴史が動くのをハリウッドが認めるのか。それともまだ踏みとどまる、ということになると「ノマドランド」(クロエ・ジャオ監督)となりますよね。
--宇垣さんの注目作は?
宇垣さん:難しいですね……。希望を言えば、全部の作品が取ってほしいです(笑い)。私は、映画館で見る楽しみは代えがたいと思っていて、すごく好きなので、できれば映画館で見たい気持ちがあるんです。「ノマドランド」で描かれている風景、地平線の広さ、空の美しさは映画館で見てこそ、と思っていて。そう考えると、希望は「ノマドランド」かな。
カビラさん:(「マ・レイニーのブラックボトム」の)チャドウィック・ボーズマンということになるでしょうね……。お亡くなりになっているんですが、明らかに本人も患っていることを分かっている状況での演技。命をかけた作品なんだろうな、ということが伝わってくる演技の濃厚さ、集中度。圧倒的なものがありますよね。
宇垣さん:チャドウィック・ボーズマンに取ってほしい気持ちはあります。差別される役ではないヒーロー像も見せてくれたし、彼が最後にこの作品を選んだ、というのはどういうことかと改めて感じました。闘病して死期が近いときに、かなりやせているのに、その中で見せたパッション、生命力、力強さは、そういう状況だと知らなくても圧倒される。誰が演じるかが重要な作品で、チャドウィック・ボーズマンだからこそ伝わってくる。「ブラック・ライブズ・マター」を色濃く感じさせる作品でもあるし、いままでの「ありがとう」もこめて、取ってほしい気持ちがすごくあります。
カビラさん:これがラストですからね。初めてのチャンスでラストのチャンス、という切ない状況だけど、押し込められている感情を爆発させるシーンもあれば、切なく叫びをあげるシーンもある。単純に激情だけではない。見事に演じ切ったと思います。あと、女優では注目は(「ノマドランド」の)フランシス・マクドーマンドですね。すごいですよね、(第90回アカデミー賞の「スリー・ビルボード」など)3回ノミネートで、主演女優賞を3回取っちゃうの? と……。なおかつプロデュース、製作もされている。すごいですよね。
宇垣さん:(役に)そのままなのがすごいですよね、そう見えてしまう。
カビラさん:コロナ禍における、前代未聞のアカデミー賞。いったいどのような演出になるのか、まったく分かりません(笑い)。ただ、歴史的な回になることは間違いない。たぶん後世に語り継ぐような内容になると思います。コロナ禍でひとつ光明があるとすれば、授賞式の前に、日本でこれほどの数の作品を配信で観られることはこれまでになかったんですよね。あってもひとつ、ふたつで、伝える側の僕らは試写会で見させていただいて把握できますが、視聴者のみなさんと共有することはなかなか難しかった。今回は、おそらく一定数の方々はご覧になっているので、作品が身近に感じられる環境にある。それだけは光明だと思います。
「第93回アカデミー賞授賞式」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して、2021年2月の開催を延期し、4月25日(現地時間)に開催されることになった。米ロサンゼルスのドルビー・シアター他で開催される。授賞式の模様を伝える「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は、人気グループ「Sexy Zone」の中島健人さん、行定勲監督と、河北麻友子さんが出演。リモートで映画評論家の町山智浩さんも出演する。WOWOWプライムで4月26日午前8時半から生中継。
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2026年01月13日 11:00時点
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