木村昴:人気声優が「泣くな研修医」で父親“武”役に 監督に“デカい芝居”褒められる

連続ドラマ「泣くな研修医」に出演する木村昴さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「泣くな研修医」に出演する木村昴さん=テレビ朝日提供

 人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)のジャイアン役などで知られる声優の木村昴さんが、白濱亜嵐さん主演の連続ドラマ「泣くな研修医」(同局系、土曜午後11時)に、5月1日放送の第2話から出演する。木村さんは、交通事故で重傷を負った10歳の息子・山下拓磨(潤浩くん)の父の武役で、息子を巡って、主人公の研修医・雨野隆治(白濱さん)らが務める牛ノ町総合病院で大騒動を起こす。

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 木村さんは、本格的なドラマ出演が初めてだといい「正直最初はビビっていました(笑い)。本当に何も分からなかったので、皆さんを見ながら『撮影現場ってこんな感じなんだ!』って勉強させていただいたんですけど、そんな中でも初日から白濱さんが話しかけてくださって、緊張がほぐれた状態で撮影に臨めたのがすごくありがたかったです」とコメント。

 撮影について、「ドラマの現場は普段と大きな違いがいくつもありました。まず、声優はせりふを覚えることがないので、せりふを覚えるのが大きな違いの一つでした。あとは、ドライ、リハーサル、本番みたいな撮影するまでの順序はほぼ一緒なんですけど、ドライのテンションと本番のテンションをどうしようとか悩みましたね」とコメント。

 木村さんは、「お芝居の質みたいなのがちょっと違っていて、僕は声優でありながら、舞台もやってきたのでお芝居がデカいんです。舞台は後ろの人まで見えるように大きければ大きいほど良くて、アニメーションも誇張するものですけど、ドラマはなるべくリアリティーのあるお芝居をする、というところは苦戦しました」としつつ、「でも、ありがたいことに監督が『舞台みたいで良いね! 面白い!』と言ってくださってよかったです。そう言っていただけて励みになりました。でも、今後は共演した皆さんのような自然なお芝居も勉強して挑戦してみたいなと思っています」と振り返った。

 ドラマは、現役外科医・中山祐次郎さんの小説デビュー作にしてベストセラーとなった同名小説(幻冬舎文庫)が原作。医師でありながら何も分からない研修医たちの青春群像劇と共に、現代の医療界が抱える問題も描く。

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