松本まりか:小泉今日子の演技に「鳥肌が立ちました」 「向こうの果て」ドラマ版&舞台版で同じ役

舞台「向こうの果て」のアフタートークに参加した松本まりかさん
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舞台「向こうの果て」のアフタートークに参加した松本まりかさん

 女優の松本まりかさんが4月30日、本多劇場(東京都世田谷区)で行われた舞台「向こうの果て」のアフタートークに登場した。本作は、ドラマ、舞台、小説の三つのコンテンツで展開されるオリジナルシナリオの連動プロジェクト。ドラマ版で主人公の池松律子を演じた松本さんは、舞台版で同役を演じた小泉今日子さんの演技に「最後の顔には鳥肌が立ちました。言葉も発していないけれど、あの表情は印象的。圧倒されました」と語った。

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 さらに、松本さんは小泉さんの演技を「ドラマ版の撮影の前に見たかったし、盗みかった!」と悔しがり、「私がシリアスに言ったセリフを小泉さんは明るく言われたりしていて……。表現面での意外性はヒントにしたかった」と語った。

 小泉さんは、役作りについて「舞台だとセットも衣装も変わらないので、どうやって時間軸を表現すればうまくいくのか、稽古(けいこ)をしながら舞台ならではの方法を考えました」と述懐。松本さんの演技については「私もこれからドラマ版の放送を見て、同じように感じると思う」と興味を示した。アフタートークには、ドラマ版と舞台版の脚本、小説を書き下ろした脚本家の竹田新さん、ゴツプロ!のメンバーも参加した。

 「向こうの果て」は、昭和60年の東京が舞台。アパートの一室で発生した放火殺人の犯人として律子が逮捕される。事件の真相を追う検事の津田口は、律子の数奇な人生を知っていく内に、律子に傾倒していく……というストーリー。

 松本さんが主演する「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」は、WOWOWプライムで5月14日から毎週金曜午後11時放送、WOWOWオンデマンドで配信。全8話で、第1話は無料放送。動画配信サービス「TELASA(テラサ)」で各話終了後配信スタート。

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