おちょやん:いよいよ明日最終回 NHK大阪局長、杉咲花らに「感謝」 花籠の伏線「思わず鳥肌」

NHK連続テレビ小説「おちょやん」最終回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おちょやん」最終回の一場面 (C)NHK

 杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)が5月14日に最終回を迎える。NHK大阪の角英夫局長が13日、コメントを発表。「新型コロナウイルスの影響で収録も長期にわたり、大変なストレスだったと思いますが、主演の杉咲花さんを中心にスタッフ、出演者が一丸となって撮影を全うしてくれたことに感謝申し上げます」としている。

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 「『おちょやん』には、ち密な脚本や個性的な出演者の皆さんの演技に対し、『これぞ泣き笑い』といった好意的な意見が多数寄せられ、制作現場の励みになっていました」と明かし、「特に、ヒロイン・千代(杉咲さん)にとって最も遠い存在の継母(ままはは)の栗子が『実はずっと花籠(かご)を贈って応援し続けてくれていた』と明かした4月下旬には『思いもよらなかったので涙が止まらなかった』など、反響が多数届き、私も見事な筋書きと2人の演技に思わず鳥肌が立ったほどでした」と振り返っている。

 「『おちょやん』の本編はあす最終回を迎えますが、ぜひ、ご期待いただきたいと思います」とアピールした。

 5月14日の最終回では、女優・竹井千代が、再び道頓堀の舞台に立つ日を迎えた。客席には春子(毎田暖乃ちゃん)や岡福うどんのシズ(篠原涼子さん)たち家族はもちろんのこと、岡安のかめ(楠見薫さん)らお茶子たち、さらには、長澤(生瀬勝久さん)や当郎(塚地武雅さん)をはじめとしたラジオドラマの出演者・スタッフまで、千代の晴れ舞台に駆けつける。舞台「お家はんと直どん」は、終始笑いに包まれながら、千代と一平(成田凌さん)の2人の場面に突入し……。

 「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。

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