加藤シゲアキ：「世にも奇妙な物語」初主演で「夢が一つかなった」　ホラー作「書いてみたい」

　人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさんが、6月26日午後9時から放送されるオムニバスドラマ「土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’21夏の特別編』」（フジテレビ系）に出演することが6月2日、分かった。加藤さんが同番組に出演するのは初めてで、四つのストーリーのうちの一つ「三途（さんず）の川アウトレットパーク」で初主演する。

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　加藤さんは初出演に「とてもうれしかったです。『世にも奇妙な物語』は、毎回見ていてずっとファンだったので自分がその作品に参加できるのは、夢が一つかなったような気持ちです」と語っている。

　三途の川アウトレットパークは、寺田浩晃さんの同名マンガ（小学館）が原作。加藤さん演じる、目つきが悪くたびたびトラブルに巻き込まれてきた木村孝は、あることで命を落とし、目が覚めると「三途の川アウトレットパーク」と呼ばれるショッピングモールの前にいた……という展開。孝が仕事先の病院で出会う入院患者の大原芽生は島崎遥香さんが演じる。

　加藤さんは、台本について「『まさに、世にも奇妙！』というか、ちょっとユーモアもありながら、短いミステリーであり、衝撃の事実がどんどん明らかになっていくところがすごく面白かった」と語っている。

　小説家としても活躍している加藤さんは、怪奇現象といったホラー作を執筆してみたいかという質問に、「思いますね。変わった話はこれまでも書いたことはありますが、ホラーは書いたことがないですし。『世にも奇妙な物語』は非現実的な話ではなく、いろいろな不思議な方向から物語が進んでいくので、こういう話は書いてみたい」と回答。さらに、「『世にも奇妙な物語』は、いろいろな角度があるので、本当に作家として勉強になります。『あ、その手があったか』と思うこともあります」とコメントしている。