佐藤健:「るろうに剣心」シリーズ完結に感慨 「完結というより完成」

映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の初日舞台あいさつに登場した佐藤健さん
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映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の初日舞台あいさつに登場した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが6月4日、東京都内で行われた主演映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(大友啓史監督)の初日舞台あいさつに登場。佐藤さんは、「るろうに剣心」シリーズが完結することについて、「完結というより、シリーズが『The Beginning』の公開と共に完成する、という言い方が正しいんじゃないかと思っています」と思いを吐露。「今まで『るろうに剣心終わってしまうんだな』と感じていたけど、違うな、と。『The Beginning』を見てもらって、『るろうに剣心』というシリーズはやっと始まるんだな、と思っています。完成したシリーズを末永く愛していただきたいなと思います」と感慨深い表情で語った。

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 主人公・緋村剣心を演じる佐藤さんは、さらに「今まで1、2、3と(シリーズを)やらせていただいたけど、どこか未完成で……。この剣心の過去のエピソードを知ってもらって、すべてのシリーズが完成するんじゃないかと思っています」と同シリーズへの思いを明かした。

 舞台あいさつには有村架純さん、村上虹郎さん、北村一輝さん、江口洋介さん、大友監督も出席。佐藤さんと有村さんは和服姿で登場した。

 「るろうに剣心」は、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心が明治維新後、不殺(ころさず)を誓った流浪人(るろうに)として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた和月伸宏さんの人気マンガ。1994~1999年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ化された。実写映画は、これまでに「るろうに剣心」「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の3作が公開された。

 最終章は「The Final」「The Beginning」の2部作連続公開で、剣心の“十字傷の謎”に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり志々雄真実を操っていた“シリーズ最恐の敵”雪代縁との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の二つの時代を通して描く。

 この日のイベントは「『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』グランドフィナーレイベント」と題して2部構成で行われ、第1部「るろうに剣心 最終章 The Final」には武井咲さん、青木崇高さん、土屋太鳳さんも出席した。

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